仕事を休んでいるので、最近曜日の感覚を保つのに苦労する。なるべく、意識するようにしているのだが、時々、曜日がわからなくなってしまう。
さて、今週はまたいろいろ世の中があわただしくなりそうだ。
昨日の千葉県知事選、往年の熱血青年が当選。さて、今週は政局が動くのか・・・。与党側では、実質的な勝利ととらえて解散論議が再燃するだろうし、野党側では民主(小沢)批判が強まることは間違いない。国民不在の政局に右往左往する政治家に、春はまだ遠いなと。
なんとなく近未来の戦争ドラマを見ているようなパトリオット出動劇、なんとなく、きな臭さを感じている。そもそも射程が20kmしかないというPAC3でミサイルや切り離されたロケット、ブースターなどを大気圏内で破壊したら、その破片は日本国内に落ちることになる。1個の塊で落ちてくるのではなく、バラバラになって落ちてきた場合の被害ははたしてどうなるのだろうか。とりわけ首都圏では、住宅密集地に落ちてくる可能性もあるのだが・・・。ミサイルに弾頭が積まれていて、それが日本に落ちてくるのであれば、迎撃は意味があるが、デブリを迎撃しても状況を悪化させるだけじゃないのか。 おそらく現場はそんなことは分かっているだろうから、今回の「軍事パレード」は、北朝鮮ばりの政治宣伝にほかならない。それが「きな臭さ」の理由だ。
米国は自国が「標的」にされない限り迎撃しないと明言。高みの見物の構えだ。これは現実的にも政治的にも妥当な姿勢だろう。日本が迎撃したらいい実験台にされるだけではなく、逆に国内に被害を拡大する恐れや、国際的に難しい立場に立たされる恐れもある。どこまで考えての行動なのか・・・疑問である。
困ったものだ。
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