バイオ燃料はCO2削減につながる?

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サミットやそれに関連した環境問題関連ののニュースを聞いていてふと思ったこと。

たとえば、廃材を使った発電所。これまで捨てていた(つまり炭素を解放していなかった)廃材を燃やすことがCO2削減につながるのか・・・・

たとえば、食糧危機をまねいているバイオ燃料、これまでCO2を発生させていなかったトウモロコシを燃やすことがCO2削減につながるのか。

農産物の生産拡大のため、森や草地を切り開いて畑を作ることが、CO2削減につながるのか。


バイオ燃料(再生可能エネルギー)が環境にやさしいというのはわかるが、CO2削減の前提は植物全体の(CO2吸収)量が増えること。しかし実際はそうはなっていないような気がする。なんとなくごまかしではないかと思うのは私だけだろうか。砂漠を開墾して畑にするとかいうのならばわかるのだが。(そのための排出するCO2の問題もあるが)

結局、エネルギー消費全体を減らすか、自然エネルギーや原子力みたいにCO2を出さないエネルギー源を使っていくしかないのだろう。

そういえばもうひとつ疑問、NHKニュースでD8(イスラム圏の首脳会議)の話が報道されていた、その中で、「エネルギー問題の解決のために「核」開発を含む対応を進めていく」との訳があった。Nuclear powerの訳は、これが一般の国であれば「原子力」となるのだが、これを敢えて「核」と訳すのはなんらかの政治的な意図があったのだろうか・・・。

・・・・・・
などと考える余裕が今朝はある。自主的サマータイム突入から一ヶ月、体はなれたものの、6時、7時から仕事をしていれば、定時退社しても1日2,3時間のオーバーワークとなる。6月はまともに休んだのが2日だけ。さすがに疲れがたまってきてるようで、昨日、某協会の会合で飲んだせいか、今日は体調が悪く、ちょうど会議予定もなにもないので、午前中休むことにした。来週は一週間夏休み国外逃亡の予定だが、そこまで持たなかったよう。まぁ、こんな日があってもいいか・・。

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このページは、風見鶏が2008年7月 9日 07:45に書いた記事です。

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