一週間

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前半に時差ぼけてたせいか、なんだかあっという間に過ぎていった一週間。出張前にひいた風邪は治りつつあるものの、まだ完治せず、咳が残っている状態だ。急に寒くなってきたから、また悪化しないかと心配している。

今週は、月曜から出張の始末やらたまった仕事やらでどたばたし、水曜には会社のセミナーでスピーカーをしたり、社内教育の講師をしたりと、なにかとばたばたしていて、あまり一息つく間もなかった。会社のセミナーでは、(さしさわりのない程度に)現在、会社で行っているセキュリティ監視とモニタリングの概要を話したのだけど、ついでに例の「性悪説」という言葉の功罪(というよりは罪のほうが圧倒的だが)を話してきた。言葉の本来の意味はさておき、与える印象はかなりネガティブなものだ。悪意の存在を前提にすることと、「根本が悪である」ということの間には天地ほどの違いがあると思う。会社というものいは根本的に社員の勤勉さや善意なくしては成り立たないし、とりわけ日本の会社はそれによって世界有数の生産性を維持してきたはずだ。(会社が社員の勤勉さに甘えていた(いる)点は否めないが)それをいまさら「性悪説」を、しかも経営者が持ち出すということは、自分たちの経営スタイルそのものを全否定することとあまりかわらないような気がする。善意の上でなりたったものは悪意には脆弱だ。だから、善意を守るために悪意に備えるのであって、そのことと「性悪説」という言葉が与えるイメージは根本的に正反対のものである。世の中で(いわゆる)「性悪説」を基本に据えなければいけない組織は刑務所くらいだろうと思う。性悪説をとなえる経営者は自分の会社を刑務所にするつもりなのだろうか・・・。責任逃れの言い訳とはいえ愚かな話だと思う。

さて、11月も半ばを過ぎ、早くも街角には年末ムードがただよいはじめた。最近、どんどん気が早くなって、もうクリスマスツリーを飾り付けたり店にクリスマスソングを流したりし始めたところもある。まったく、季節感が狂うからせめて12月に入ってからやってほしいものだとい思うのだが、これも商魂のなせる業だろうか。

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晴海トリトンスクエアでは朝潮運河沿いの並木のイルミネーション取り付けが始まった。これが完成すると一気に年末ムードになってくる。木にしてみればいい迷惑だと思うのだけれどね。

さて、実は今月いっぱい締め切りの原稿が2本・・・・。今週末は物書き三昧・・・・かぁ・・・。orz

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このページは、風見鶏が2007年11月17日 11:56に書いた記事です。

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