春に、晴海通りでの錯覚について書いたのだけど、今日、たまたま数年前まで住んでいた綱島(東横沿線)へ行った折、同じような錯覚に出会いました。
場所はというと、このあたり。
ちょうど、中央上の屋上駐車場がある建物がイトーヨーカドーで、この右側の通りから川のほうを見ると次の写真のように見えます。。クリックして原寸大の画像を見るとよくわかるように、マンションの間の細い道の先の土手の向こうに大きな建物が見えます。
この建物、私が住んでいたころにはなかった自動車教習所の新しい建物なのですが、どうみても川に土手のすぐ向こうの河川敷にあるように見えてなりません。あれ、たしか教習所は川向こうのはずなのだが・・・・と思って川の土手まで行ってみました。すると・・・・
なんだ、やっぱり川向こうじゃん・・・・。なんのことはない、錯覚でありました。ちなみに、最初の写真は、錯覚を強調するのにちょっとズームをかけてあります。つまり、それと同じことが人間の目で起きてしまうわけで、実際、人間の目は集注すると一種のデジタルズームのようにその一角が拡大される(といういよりまわりが見えなくなって
しまう)ので。(つまりはそれが錯覚の原因なのですが)
実際、土手から最初の写真をとったあたりを見ると、視界が両側のマンションで切り取られて狭いスリットになってしまっています。これが錯覚を引き起こしているわけです。
人間の感覚というのはおもしろいものですね。
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