スピード感

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このところ、体調が悪かったり、精神的にもやもやだったりと、ちょっと調子がよくない。昨日も体調が悪く会社を休んだり、今日は今日で今朝方から、左の腕にぶつぶつ・・・と赤い発疹が・・・。医者に言ったらどうやらアレルギー性のもののようで、とりあえず抗アレルギー剤をもらって飲んでいる。なんとなく、この春先あたりから、いまいち体調がよくないから、ちょっと生活改善でも心がけないといけないかもしれない。

ところで、セキュリティなんて仕事をやってると、何かあったらスピードが勝負になることも多いのだけど、人間のスピード感ほどあいまいな物はない。車の運転をしたことがある人なら、高速道路を降りたあとの周りの車の異様な遅さは経験があるだろう。若かりし頃(ということにしておくが)、車のスピードメーターの限界を試したこともあったが、その後、制限速度まで(でも時速100Km)戻したときの遅さは異常だった。車のスピードだけじゃない。仕事にしても、人間の行動すべてに同じことがいえる。仕事が早い人ばかりの組織だと、それが普通になるし、逆に仕事が遅い人ばかりの組織だと、知らず知らずにそういう感覚になってしまう。どちらも、ある意味で恐いことだ。仕事中毒は、スピードオーバーの組織から生まれがちだし、それは車同様大事故につながる。一方、のらりくらりとした仕事に慣れてしまうと、仕事の効率はどんどん下がっていく。そういう意味では、常に感覚をリフレッシュできるような環境を自分で作り出していかないと、正常な感覚を保つことは難しいのだろう。そういう意味で、会社の組織間での人の交流や入れ替えは重要だ。最近の会社の様にビジネス領域や職種で細分化されてしまった分業組織では難しいところもあるのだろうけれど、特に管理職レベルはそうした動きが必須なんじゃないかなと思う。

時節柄、街角が騒がしい。宣伝カーに乗っている人たちのスピード感は2年から4年の節目で一時的に大きくかわるようである。のらりくらりと言ったほうがいい仕事ぶりから、一気にフルスピードに切り替えられる俊敏性?はすばらしいが、どちらかといえばその1/3の速度でいいからコンスタントにやってくれたら・・・と思うこのごろである。

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このページは、風見鶏が2007年7月18日 21:10に書いた記事です。

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