2007年7月アーカイブ

成田は大雨

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今日からUS出張。
横浜からここまでずっと黒雲がたれこめる最低の天気。成田についてチェックインを終えたころに大雨が降り出した。今は小康状態だけど、今日はずっとこんな感じみたいだ。離陸直後は揺れる覚悟がいるかも。

まずは、これからシアトルへ飛んで一泊。ちょっと会社訪問したあと、ラスベガスへ移動。BlackHat と DEFCONに参加。梅雨空はたびんこれが最後かな。帰ってきたら梅雨明けしてるんだろうし。

今日はゲートがいつもとは反対側(北側のサテライト)なので、このラウンジははじめて。一応World Clubs にはなってるけど、Sky Team の共用ラウンジっぽい。窓際にMacを並べているところが洒落ている。(私は嫌いだが・・・・(笑))で、Macに挟まれてWindows使用中。(爆)

さて、ではちょっと行ってきます。

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隠蔽体質

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中越沖地震にからんだ原発被害での東電の対応は、あらためて日本の原発関係者の隠蔽体質がまだまだ残っていることを露呈してしまったようだ。今日も、水があふれ出た使用済み核燃料保存プールが1号機では燃料交換のため、炉心とつながった状態だったことが発覚している。(毎日新聞

稼働中の炉心ではなく、メンテナンスのために停止している炉心であり、燃料はすべてプールに移された状態のため、他と違いがなかったので公表しなかったとのいいわけは、デフォルトは「公表しない」という隠蔽体質のあらわれに他ならないと思う。

そんなことだから、海外メディアに「チェルノブイリと同じ」などと報道されてしまうのだ。このような事態にあっては、些細なことであってもすべて明らかにして第三者の評価を受けることが重要であり、それが信頼感にもつながるはずだ。まったくもって情けない話である。もちろん原発には保安上の理由から公表できないこともあるだろう。しかし、それはそれで、保安上の理由から公表できないことがいくつかあるが、その事実は、たとえば原子力保安院には伝えてある・・・というような説明が必要だろう。公開の可否は東電が自分で判断するのではなく、しかるべき機関と協議して決められるべきだ。

マスコミの騒ぎすぎを嫌う傾向もあるが、そもそも隠蔽してそれが発覚してしまえば逆効果だろう。かえって、まだ何かあるのではないか、という憶測を呼ぶことになる。そもそも誰も信用していないタブロイド系は無視するとしても、一般紙やテレビなどのメディアも「隠蔽」には過剰反応しがちだ。それがメディアの体質なのだとすれば、逆にすべて公開して論理的に説明する技術が重要になるだろう。そういう意味で、日本の企業はまだまだ未成熟なのかもしれないなと思った。これは民間に限らず、行政も、政治家も政党もすべてに言えることかもしれないが・・・。

さて、政治家といえば、明日が投票日。開票速報はかなりエキサイティングかもしれないな・・・と。(笑)

久々の快晴

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梅雨明けはまだ・・・・の予報にうんざりしていたら、いきなり今朝は快晴。久々に見た富士山は雪がほとんど消えている。天気予報じゃ、今日だけみたいだけど、このまま梅雨明けしてほしいものだと。

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今週末の選挙を控えて、「逆風」の政権党と「追い風」の野党。あんまり、「逆風」を強調しすぎると、逆に政権党側は危機感から締め付けが強まって、蓋をあけてみたら・・・なんてこともこれまで何度かあったから、野党も油断は禁物。

野党の一部は足の引っ張り合いも・・・・。左派党のいう、政権党と野党第一党は、所詮は「同じ穴のムジナ」であるという主張は、一理はある。旧社会党を取り込んだとはいえ、元々政権党にいた連中も多い。だから結局のところ、どっちが政権についても、左派からみれば「反動的」政権には違いないのかもしれない。

ただ、この二党が張り合う構図には、それなりに意味がある。張り合っている限りにおいては、争点を誇張するために保守対リベラルの構図に頼らざるをえないのだから。政権党が保守的になればなるほど、野党はリベラルな主張を前面に出さざるをえなくなる。力が拮抗すればなおさらだ。拮抗している限りにおいて、大合同はありえないだろう。なぜなら、閣僚ポストも党のポストも限られるから、それを二大政党で分け合うなんて構図には、権力欲旺盛な政治家たちの性として、なり得ないはずだ。むしろ恐いのは、一方が弱体化し、相手に吸収されること。こうなると、片方はふくれあがり、実質的に独裁体制ができあがってしまう。それだけは避けたい。政権が時々移動するような環境においては、政権党と野党側にある程度の共通項が必要になるだろう。政権が変わることですべての政策が激変してしまうと影響が大きすぎる。ある意味「同じ穴のムジナ」であることは必要かもしれない。ただ、それらが微妙に主張を変えながら拮抗していることで、健全な牽制関係が成り立つから、互いに批判されるような極端な政策は取りにくくなるはずだ。

衆議院で与党が圧勝して以降、本音丸出しの政治家がキナくさい発言を繰り返している。今回の選挙では、「調子に乗るなよ」という警告をたたきつけたいところだ。

アキレス腱

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中越沖地震で意外だったのが、自動車メーカーへの影響だ。有力各社が軒並みライン停止に追い込まれている。原因は、ピストンリングやカムシャフトという部品の供給ができなくなったこと。地震で、この会社が大きな被害を受けたからだ。

主要各社がこの会社1社に大きく依存していたという事実は、そういう危機管理には長けていると思っていた大企業の意外な弱点だろう。以前から部品の供給が自動車メーカーの枠を超えて行われていることは知っていたが、なぜこうも多くの大会社がこの一社に大きく依存することになったのか。もちろんこの会社がきわめて優秀な(コスト、納期、品質などのすべての面で)製品を送り出していることは間違いないだろう。ただ、この一社に依存してしまうリスクをあえてなぜ冒したのか。そこには効率重視一辺倒のメーカー体質がありそうだ。トヨタのカンバン方式に代表されるリアルタイムの部品供給システムに品質を保ちながらコストも抑えて対応できる会社は多くないだろうと推測する。効率を重んじるあまりに、危機管理が手薄になってしまったのではないだろうか。

昨日の日記でも書いた、「スピードオーバー」な組織の弱点でもあるのだろう。日本流の物作りは高品質という付加価値の上になりたっていた。しかし、その高品質がもはや日本だけのものでなくなった今、次の付加価値をどこに求めるのかを真剣に考えないと、結局、骨身を削ったコストダウンやスピード違反の組織作りをせざるを得なくなる。その結果は「大事故」だ。今回はまだその手前くらいの事故だろうが、これを期にもういちど見直してほしいものだと思う。

スピード感

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このところ、体調が悪かったり、精神的にもやもやだったりと、ちょっと調子がよくない。昨日も体調が悪く会社を休んだり、今日は今日で今朝方から、左の腕にぶつぶつ・・・と赤い発疹が・・・。医者に言ったらどうやらアレルギー性のもののようで、とりあえず抗アレルギー剤をもらって飲んでいる。なんとなく、この春先あたりから、いまいち体調がよくないから、ちょっと生活改善でも心がけないといけないかもしれない。

ところで、セキュリティなんて仕事をやってると、何かあったらスピードが勝負になることも多いのだけど、人間のスピード感ほどあいまいな物はない。車の運転をしたことがある人なら、高速道路を降りたあとの周りの車の異様な遅さは経験があるだろう。若かりし頃(ということにしておくが)、車のスピードメーターの限界を試したこともあったが、その後、制限速度まで(でも時速100Km)戻したときの遅さは異常だった。車のスピードだけじゃない。仕事にしても、人間の行動すべてに同じことがいえる。仕事が早い人ばかりの組織だと、それが普通になるし、逆に仕事が遅い人ばかりの組織だと、知らず知らずにそういう感覚になってしまう。どちらも、ある意味で恐いことだ。仕事中毒は、スピードオーバーの組織から生まれがちだし、それは車同様大事故につながる。一方、のらりくらりとした仕事に慣れてしまうと、仕事の効率はどんどん下がっていく。そういう意味では、常に感覚をリフレッシュできるような環境を自分で作り出していかないと、正常な感覚を保つことは難しいのだろう。そういう意味で、会社の組織間での人の交流や入れ替えは重要だ。最近の会社の様にビジネス領域や職種で細分化されてしまった分業組織では難しいところもあるのだろうけれど、特に管理職レベルはそうした動きが必須なんじゃないかなと思う。

時節柄、街角が騒がしい。宣伝カーに乗っている人たちのスピード感は2年から4年の節目で一時的に大きくかわるようである。のらりくらりと言ったほうがいい仕事ぶりから、一気にフルスピードに切り替えられる俊敏性?はすばらしいが、どちらかといえばその1/3の速度でいいからコンスタントにやってくれたら・・・と思うこのごろである。

でーと日和

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・・・といっても私がデートするわけじゃない。今日は七夕。予報は雨だったのに夕方から天気が持ち直して、かろうじて星が見えている。この都会の真ん中じゃ、さすがに天の川は見えないが、どうにか彦星と織姫のデートは見られそう。

しかし、考えてみれば、天の川は遙か空の上。雨雲なんて遙か下界の話だろう。天気が悪けりゃ、逆に人の目を気にせずデートができるんじゃないのかな、などと妄想してみると楽しい。

街角には笹と短冊・・・。もうこの歳じゃ、短冊に書く願い事も思いつかないが、しばし空の上に思いをはせてみるのもまた楽しい。

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幕引き

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これが今の時期でなかったなら、はたして辞任までしただろうか・・・。選挙を控えてとにかく幕引きを、という見え見えの辞任。

思えば、衆院選で自民党が圧勝してから、「本音」を披露する与党政治家が増えたような気がする。明らかにこれは本音であって、その人たちの根底にある考え方が言葉になって出たに過ぎないと。決して「失言」ではなく。

これで、あの人の考え方が変わったとも思えないし、心底「反省」しているとも思えない。(選挙前に・・・・という反省はあるかもしれないが・・・・)とにかく政治家という生き物はそういうものだということを改めて感じた今回の事件だ。

選挙で勝つことがすべて・・・・なのであると。

鎌倉

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実は、会社へ行って昨日中途半端に手をつけた仕事をするつもりで家をでたのだけど、なんとなく気乗りがしなくなって、ぶらっと逆方向の電車に乗ってしまった。そういえば、この季節、鎌倉は紫陽花が綺麗なはず・・・、とそのまま横浜で横須賀線に乗り換えて鎌倉へ。

鎌倉駅におりたったら、もう七夕飾り。そういえば今日から7月か・・・。

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今の時期、人も少ないか・・・・とおもいきや、鎌倉駅から名所への道は、かなりのひとでごった返していて、雨に煙る鎌倉をイメージしていた私はちょっと興ざめ。ま、とりあえず来たのだからと、あちこち歩いて紫陽花の写真を撮ってきた。

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さて、やってきました大仏様・・・というわけで、高徳院。200円也の拝観料を払って中に。大仏様は何年ぶりだろうか。紫陽花と大仏様・・・・というアングルを探すものの、大仏様の前面には紫陽花が一本もない・・・・。しょうがないので、周囲を回って紫陽花を撮影。

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で、それならば、と長谷寺へ。いわゆるあじさい寺。こちらは、入山料300円也。人が多いと紫陽花の散歩道は規制がかかるようだが、今日は自由に入れた。しかし、さすがに人が多くてちょっと辟易。人を外して撮影するのも一苦労。

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流石に、あじさい寺というだけあって、見事なもの。この人混みさえなければ・・・・と思うのは贅沢なのか。早朝の人がいない時間とかに来れたら最高かもしれない。

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で、いいかげん歩き疲れたので、長谷駅から江ノ電に乗って鎌倉まで戻り、昼食。

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自宅から1時間かからずに来れるところなので、また来てみようかと。今日は雨・・を期待したのに、なんだか最後はいい天気になってしまったから・・・。

とりあえず、会社なんかへ行くよりは充実してたかもしれないな、と。

週末出勤

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昨日はちょっとした工事立ち会いのために出勤。立ち会いなので結構暇な仕事のはずなのだけど、あれこれたまった仕事をしていたら一日はあっという間だった。

例によって、朝は晴海通りを歩いて会社まで。週末の朝とあってか、銀座かいわいも人はまばら。そういえば、以前から気になっていたのがこれ。

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ビルの影からなにやら様子をうかがっている天使。銀座の恋に一役買おうというのか・・・。いたずらに放たれた矢はどんな物語を生むのだろう。あれこれ想像がはたらく。実は、この写真を撮る前に見たら、天使の顔にシールが貼ってあった。無粋な輩もいるものだと・・・。

さて、晴海トリトンの正面にあるアジサイも一日一日と彩りを深めている。できれば雨に濡れたアジサイ・・という絵も撮りたいのだけど、この空梅雨ではなかなかチャンスがない。


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さて、昨日、中途半端に仕事をしてしまったので、なんとなくキリがわるい。しょうがないから今日もちょっと会社へ行って、仕事にキリをつけてこようかと・・・。

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