1時間遅れの帰国・・・

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中途半端な前の日記の後、お土産のチョコを買って飛行機の搭乗。今回はどの便も混雑していて行きも帰りもアップグレードできず、中途半端にビジネス慣れした体にはちょっと辛い旅に。でも、NWのA330-200のエコノミーって気持ちシートが広い感じで、VODもついてるので、通路側だと比較的マシな感じ。

さて、飛行機がゲートを離れて滑走路へ向かう間、振動が心地よくてちょっとうとうと・・・・。しかし、気がついたらまだ地上・・・、あれ、どうしたのかな、と思っているとアナウンスがあって、機体の重量バランスが計算と合わず、調整中とのこと。あらら、故障じゃなきゃいいけど・・・と思いつつ、またうとうとしてると、また機長からアナウンス。なんと、この日、通常の成田行きNW7便に加えて、85便という成田行きが増便されていたらしいのだけれど、そちらに積む荷物がコンテナ2個分にわたって間違って積まれていたのがわかったとのこと。規則上、積み直しが必要なので一旦ゲートに戻るらしい。同じ成田行きなんだから、そのまま運んでしまえ・・・というわけには規則上いかないらしい。あらあら・・・・。で、、またゴトゴトと誘導路を走ってゲートに逆戻り。コンテナ2個を一旦降ろして間違った荷物を取り出すのに2,30分かかり、結局1時間ほど遅れて、やっと離陸した。

さて、今回の出張はNetSecコンファレンス参加が第一の目的。今年のNetSecは、昨年までと比べると、特にハイライトされたテーマもなく、きわめてジェネラルな感じの総合セキュリティコンファレンスに戻ったという印象。ある意味で、SOXコンプライアンスがらみのネタも一巡し、米国ユーザサイドのセキュリティも通常モードに戻ったんじゃないかと思う。とりわけベンダ系のスピーカーのセッションでの新しいテーマがほとんどなく、技術的にも出尽くし感が強かった。もともとNetSecなどCSIのコンファレンスはベンダ色を意識的に薄めているのだけど、いつもは比較的新しげなテーマがその時々のユーザニーズを反映した形で取り上げられている。そういう意味では、今年はあまり目新しい技術もでておらず、一般的なレベル(DEFCONあたりでのネタは別として)でのセキュリティ技術は、そろそろ熟成期を迎えて、他の領域の技術と融合しはじめているのかもしれないなと思う。

時差ぼけと風邪と闘いながらNetSecを終えた後は、サンフランシスコ、シアトルと移動していくつか会社巡り。内容はちょっと書けないけど、ITベンチャーな人たちとお話する上で、営業サイドの顔での話ではなく、兼務している社内IT部門サイドの顔での話は意外とウケるのがおもしろかった。たぶん、彼らは日本の製品ディストリビューターの状況以上に日本のユーザ動向に興味があるのだろう。

相変わらず、風邪がよくならない中、シアトルで最後の仕事を終えた後、現地に住んでいる友人(日本にいる友人の嫁・・でもある)とデート。(笑)市内をちょっとドライブしてからシーフードレストランで食事。クラムチャウダーは絶品。メインはサーモン。喉の痛みが無かったらもっと楽しめたのに。そのあと、絵に描いたような夜景ドライブコースを走ってもらい、景色を堪能。いやぁ、こんなの何十年ぶりだろう・・・(笑)

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シアトルは初めてだったのだけど、ちょっと市街地を離れると緑と水辺に囲まれてなかなかいい雰囲気の街だと思った。治安も他の都市に比べればずいぶんいいそうで、暮らしやすそうな街。もう10歳若けりゃね、日本を飛び出してこんな街に住みたいものだと。

さて、帰りのフライトは順調で、予定通り(1時間遅れで)成田に到着。しかし、間が悪く横浜行きのN'exは出たところ。1時間も待ちたくないので、快速のグリーン車(これが結構安くていい)で帰ってきた。時間的にはN'exを待つのとあまり変わらないのだけど。さて、出張ですっかり風邪を悪化させてしまったので、今日は会社を休んで医者に行ってこようかと。はぁ、無理がきかなくなったなぁ・・・・(苦笑)

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このページは、風見鶏が2007年6月18日 07:40に書いた記事です。

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