電車トラブルとJRのセーフティポリシー

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今日は、会社の同僚のお母さんが亡くなったので夕方、お通夜に行き、帰りは新宿経由で湘南新宿ラインを使って横浜へ。750円を奮発してグリーン車でゆったりと30分ほど。んで、横浜から京浜東北線で新子安・・・・なのだけど、あと少しで新子安駅、というところで電車は急停車。

アナウンスによれば、新子安と鶴見間の踏切で直前横断があったのだとのこと。ご苦労様な話、近くで止まっている電車の運転手が安全確認に向かっているらしく、しばらく停車するとのこと。まぁ、すぐに動くだろう・・・・と思っていたら、10分たっても15分たっても動かない。アナウンスは同じ内容を5分おきくらいに繰り返すだけ。そもそも、もう駅が見えるくらいの場所にいるわけで、前には電車もいない。いったい、どうして駅まで動かせないのか・・・・、とだんだんイライラしてきた。

まぁ、いろいろあるから、杓子定規にマニュアルどおり、やっているんだろうし、原則はそうじゃなきゃ、安全なんて保てないという理屈もわかる。しかし、どう見ても駅までの間、障害がなく、列車防護無線発信の原因が一駅先の区間だとわかっているのだったら、乗客の利便性を考えて、まず駅まで電車を動かして、そこで待機すべきじゃないのだろうか。たしか、京浜東北はATC路線だし、電車の位置は司令センターでつかめるはず。駅間で止まっている電車は徐行しながらでも駅まで動かすくらいは可能なはずだ。安全を確認しながら利便をはかる、という意識がないからだと思うのだが、乗客へのサービスと安全をうまく共存させてほしいものだと思う。安全とサービスの両立は可能なはずだ。

そんなことを考えながら、振り返って、自分たちのセキュリティ管理を思うと、これまた同じようなことがいっぱいあるなぁ・・・と。他山の石とすべし・・・か。

電車を降りるとき、前に降りた若いのが、電車のドアを思い切り蹴っていた。そいつは改札でも、SUIKAのタッチパネルにパンチをお見舞いしていたが、気持ちはなんとなくわかるな・・・・と。

よ~く考えてみてくださいな、JRさん。

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このページは、風見鶏が2007年5月29日 22:26に書いた記事です。

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