いまいち盛り上がりに欠けた選挙戦。そろそろ、結果が出そろいつつあるけど、今回は波乱もなさそう。東京は現知事の留任が決定。都民じゃないからとやかくいう筋合いじゃないかもしれんけど、結局はあの毒気に勝てる対抗馬がいなかったということなんだろうか。
気になるのが、良くも悪くも毒気(主張、行動)の強い候補が人気を買う傾向が見えること。たしかに、それが政治家の本質といってしまえばそうなんだろうけど、知らない間に、その毒気にあてられてた、なんてことにならないように、これから、しっかり、その動きを見ていく必要があるんだろう。毒薬も時には逆療法で薬にもなるが、毒はやはり毒。やめる時期を逃さず見極めたいところだ。
政権党は、結果に一安心といったところだろうが、あまり調子にのらないほうがいい。参院選でしっぺ返しだってありうるのだから。もっとも、前政権とは違って、現政権では外野のほうが毒気は強そうだから、なかなか舵取りも簡単ではなさそうだが。
P.S
一夜明けて、地方議会も様子が見えてきた。どうやら、自民は大幅に議席を減らしたよう。一方民主は躍進。このあたりが、庶民のバランス感覚なんだろう。さて、現政権の舵取りやいかに。
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