先の記事でちょっと書いた「日本沈没DVD」。とりあえず見ました。
う~ん、原作と前作映画を知ってる身としては、登場人物の名前が同じだけで、まったく別の物語を見たよう。沈没は田所先生じゃなくて、先にアメリカに見つけられてるし・・・・。首相はさっさと死んじゃうし・・・(これ、石坂浩二の特別出演だからしかたがない?)危機管理担当大臣の元旦那が田所・・・。原作の小野寺はどちらかといえばマッチョな海の男。玲子は、ちょい悪お嬢様って感じだったけど、これも全然違うのねぇ。今風っていえば今風だけど。しかし、一番唖然としたのは、「止めちゃうんだぁ、沈没・・・・」。おまけに、絵に描いたような自己犠牲・・・。ウルトラマンみたいだった首都消失といい、復活の日といい、小松左京SFの名作は邦画にしちゃダメってことなんだろなぁ。ちょっとがっかりです。
ま、全然違う作品として見たら、それなりに見られるのだけどね。
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