なんとなく伊豆下田に行ってきた。別に下田でなくてもよかったのだけど、電車に2、3時間乗ってどこかへ行きたかっただけ。こういう放浪癖は子供の頃からずっと治らない(笑)。
というわけで、横浜から「踊り子号」で下田へ。海沿いは台風の余波もあってか、ちょっと荒れ模様。風も結構強かった。
で、とりあえず、下田着。横浜から約2時間半。まぁ、新幹線ならそろそろ大阪といったところだが・・・。
駅のホームのこのカエル、「無事カエル」なんだそうだ。下田といえば、黒船来航の街。駅前にもこんなものが。
で、あたりを見回すと、「ロープウエイ」の文字・・・。なんとかとケムリは・・・というわけで早速乗ってみた。寝姿山とは、女性の寝姿に見えるからなのだそうだが、市街と湾が一望できる。展望台を巡る順路には色とりどりの花もあって、なかなかいい雰囲気だ。
黒船見張り所なる場所には大砲が・・・。でも、この大砲、米国製らしい英語の文字が書かれている。不思議に思って解説を読むと、これは昔の見張り所の場所を再現した際に、当時黒船に積まれていた大砲と同じ物をここに置いたのだそうだ。ちょっと紛らわしい・・・。
湾内には黒船を模した遊覧船も。遠目に見える外海はちょっと荒れ模様。
とりあえず、山は降りて、しばし市内を散策。漁港のあたりを歩いていたら、ペリー上陸の碑なるものが・・・。へぇ、ここに降りたんだ。
で、もすこし歩いたら下田公園って看板があったので、そこから山に登ってみた。公園っても何もないなぁ、と思って歩いてみたら、こんなものが・・・・
句碑はいいとして、その周辺にいくつか彫刻が置いてあったのだが、その一つ。足下の題名をみてちょっと吹いた。うーん、作者は真剣なんだろうけど・・・・。
その先に展望台の矢印があったので、行ってみる。なんだか森の奥、人気のない場所だなぁと思って行ってみると、視界が開けた。実はこの写真、撮ってる後ろのベンチにはカップルが・・・。なんだか、誰もいないと思って「あ~んなことやこ~んなこと」をしていたフシがある。どうやらとんだお邪魔虫をしてしまったようだ。若者達も萌えている。(笑)
で、そこから先、山の反対側にある水族館を目指すも、道はどんどん険しくなり、最後には山道に・・・。いかん、もしかしたら迷ったか・・・。と思ったところへ犬を連れたおばさん。ちょっと一安心。しかし、まだまだ道は険しい。少し下って、視界が開ける。どうやら反対側に出たようだ。そこから階段状の山道を下っていくと、ようやく水族館に出た。中には入らなかったが、入り口の水槽にカメが・・・。結構でかい。
思わぬ山登りで疲れたので、そこで今日は打ち切り。エネルギー補給に売店でソフトクリームを買って食べ、それから駅に戻った。少し時間があったので、駅の食堂で早めの晩飯を食い、帰りもまた「踊り子号」で帰ってきた。まぁ、図らずもいい運動もできたし、まぁまぁの日曜日だったかもしれない。
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