今日は午後から、JNSAがらみで某省外郭団体を訪問、その後、直帰したので、早めに家でまったりしている。秋の夜長にたまには読書でも・・・・なんて思うのだけど、ついついテレビに見入ってしまった。どうも、このところのニュースには、なんとなく納得のいかない気持ちを覚えるものが多い。
いじめ自殺についての首相の答弁、「文科省の「いじめ自殺ゼロ」統計は実態を反映していない。」で、その次のニュースで、自殺者が出た学校の校長記者会見。この落差はいったい何だ。この記者会見が、「自殺ゼロ」統計の原因を顕著に示していると思うのは私一人ではあるまい。原因かどうかはわからない・・・、そう言われて闇に葬られた「いじめ自殺」がいったいどれだけあったんだろうか。まして、自殺といった最終手段に訴えられず、自殺に等しい傷を心に負った子供の数は・・・。見ていてちょっと血圧が上がりそうな会見だった。
高校の必修科目騒ぎもそうだ。そもそも、これは確信犯なのだ。その背景には生徒と、さらに父母の有言、無言の圧力があったはずだと思う。建前では、教育と受験は違うというが、実態は学校の受験予備校化である。入試制度そのものにメスを入れずして、この問題は本質的には解消するまい。単に学校に失望する子供と親を増やすだけだ。首相の答弁を聞いても、おそらく文科省あたりでも、問題を高校の不正行為ということだけにおしとどめようとしているように思えてならない。たぶん、教委や高校だけを非難しても根本的な解決にはならないだろうのに・・・。
MNP ・・・さて、某S社のお粗末にはちょっと呆れている。自社から流出するユーザが予想外に多かったから、わざとやったんじゃないか、なんて穿った見方も一部に出ている。まぁ、さすがにそれはないんだろうが、この会社のビジネススタイルを、はっきりと見せてくれたんじゃないかと。つまり、準備不足というよりは、能力増強の確信犯的後回しなんじゃないかなとも思えることだ。一介のネットベンチャーならばそれもいいのだろうが、この会社は重要なインフラを担う大企業だ。そろそろトップ以下の意識改革が必要なんじゃないかな。そういや、MNPでも、メールアドレスが変わるから嫌、という人が多いようだが、たとえばフリメなどで、携帯用向けのキャリア独立なメールアドレス配布と転送サービスなんかをやったらウケると思うのだけどね。一度このアドレスにしておけば、キャリアを変えたら転送先を新しい携帯の実メールアドレスに変更すればいいわけだから。1行くらい宣伝が入ってもユーザは我慢するんじゃないかな。MNPの活性化のために、是非どこかでやってほしいものだ。
はぁ、なんとなく血圧が上がってきたので、これくらいに・・・・。こんな写真でも見ながら少し心を落ち着かせよう。今日、午後の外出時に撮ったもの。色鮮やかな花は見ているだけで心が和む。運河沿いの並木もかなり色づいてきて秋の深まりを感じるこのごろだ。