旅・・・つれずれなるままに

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実家行きをかねて小旅行。

金曜日、会社を休んで、越後湯沢温泉一泊経由、実家に戻って、とんぼ帰りの小旅行。

たまには電車の旅もいい。車窓の風景や飛行機とはまた違った、一種のんびりした車内の様子・・・・。米国出張、時差ぼけ(ついでにW杯夜更かし)疲れをいやすには、温泉に浸かって、電車でのんびりという旅もまたいい。

新子安から京浜東北線で東京まで・・これはいつもの通勤経路なのだが、平日の昼間は結構のんびりとした雰囲気。しかし、車内で周囲を気にせず化粧してる女にはちょっと辟易・・・。そもそも、女にとっての化粧ってなんなんだろう・・・。我々男にとっては、時々化かされる難物でもあるのだが(笑)、たぶん、衣服と同じ感覚なのだろうなと思っていた。しかし、だとすれば、公衆の面前で化粧する女は、裸で歩いてるのと同じ事になる。たぶん感覚も変わってきているのだろう。これから誰に会うのか、その相手さえ瞞せればいいということなんだろうか・・・。相手が男とは限らないだろう。昔、女は男からではなく、同性の女から「ダメ女」と言われるのが一番きついと聞いたことがあるが・・・。俺がもしもっと若くて「イケメン」だったとしても、あの女は俺の前で化粧をするんだろうか・・・(笑)。ともあれ、おそらくは自分のコミュニティに属す相手以外に対しては、「どうでもいい」のかもしれないな・・・、などとあれこれ考察する余裕があるから、平日の昼間の電車はいい。

ともあれ、東京について、そこから上越新幹線で越後湯沢へ。東京を出て大宮までは埼京線と平行して走る。二階建て車両から埼京線を見下ろして走る感覚がなんとなく優越感。埼京線の先頭車両にでかでかと「女性専用車」と書いてある。う~ん、改めて見るとかなり奇妙だ。まぁ、「痴漢電車」と呼ばれる埼京線だからこういう車両も必要なのかもしれないが、男女平等を論じるならば、男性専用車があったっていいじゃないかと思う。痴女を気にする男はいないかもしれないが、いわれなく痴漢扱いされたくない男は多いだろう。ある意味人生がかかったリスクなのだから。

などと妄想しながら、いつしか越後湯沢へ。で、駅前の案内所に飛び込んで一夜の宿を探す。湯沢に来るときはいつも飛び込み。連休とか混雑する時期ははずすので、これまで宿が取れなかったためしはない。

温泉三昧で、一夜が明け、今度は「ほくほく線」経由の特急で金沢へ。ここから2時間半で金沢へ行けるのは昔のことを思うと、ずいぶん速くなったものだと思う。直江津から魚津あたりまでは海沿いを走るが、案外トンネルが多いので、海岸の景色はあまり楽しめないのが残念。富山から金沢にかけて、「北陸新幹線」と書かれた作りかけのトンネルやら橋やらが点在している。しかしまた中途半端に作ったものだ。開通はまだ何十年か先なのに。しかし、この地域に本当に新幹線はいるのだろうか。この行程があと1時間程度短縮されることの価値は、大金をかけた工事と、赤字すれすれの運営の労苦と本当にひきあうのだろうか。観光客は多少増えるだろうが、若者は今よりもさらに東京に出て行きやすくなったりはしないだろうか。結局は土建屋(それもゼネコン)だけが儲かった・・・じゃ困る。石川県内には空港だって2つもある。さてさて、この大工事が無駄に終わらないことを祈りたいところだ。

などと思ってる間に金沢着。ローカル線に乗り換えて小松の実家に行き、用事を済ませて空港へ。帰りはひとっ飛び・・・。ちなみに、帰りのANAは機種が変わって国際線仕様の777-200。時々こうした国際線仕様機にあたることがあるけど、運がいいとビジネスクラスシートに座れる。今日も、ゆったりと帰って来れた。たった1時間だけど・・。羽田着陸直前に窓の外を見たら、TDLの花火が・・・・。特等席の花火、ちょっと得した気分だった。

まぁ、小旅行というにはあまりにせわしなかったが、ちょっと気分転換にはなったかもしれない。
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コメント(1)

北陸新幹線の金沢までの開通時期は2014年なのだそうで、あと8年ほどのようです。20年てのは、たしか長野新幹線開通の頃に言われていたこと。それだけが記憶にこびりついていたようです。

しかし、これで地元(の人々)は本当に幸せになるのだろうか・・・。

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このページは、風見鶏が2006年6月24日 22:35に書いた記事です。

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