連休も2日目に突入。
昨日は午前中はなんだかんだで過ぎ去り、午後、部屋の片付けに入るも完結せず。今日もこれから片付けを再開。
今朝の日経のコラム(春秋)に、渋滞時のドライバー心理について書かれていたが、これは読んで納得、というかまったく同感。最近の高速での、特に休日渋滞では、右車線から先に渋滞することが多い。その原因になる心理を分析したものだ。たしかに、右が止まってるのに左がガラガラということはよくある。だから、私も右がつまり出すと中央車線に移り、左右の様子をうかがって隙間を抜けていくのだけど、確かに左への車線変更は心理的に右よりも抵抗がある。
この記事では、右車線を「勝ち組」にたとえているが、競争社会の「抜かれたくない」心理の投影と見ると、妙に納得できるから不思議だ。右車線が詰まっても右側にいたいと思う心理は「体制」にうまく乗った「勝ち組」の心理なのだろう。でも、考えてみよう。左が空いてるならば、左を抜けたほうが先に進める。もちろん、みんながそれをやれば同じ事になるから、人がそれをやるのを見てついて行っても多くの場合は、もう遅い。いわゆる「マーフィーの法則」の餌食だ。つまりは、最初にそれをやる判断をできるかどうかが勝負をわけるといっても過言じゃない。右車線が速いというステレオタイプを捨てられるかどうかがカギだ。そう考えてみると、渋滞心理はとても示唆に富んでいる。
ある意味、サンデードライバー(の多くは都会で働くサラリーマン)は、無意識に日頃の競争心理を休日にまで持ち込んでしまっているのだろう。「春秋」氏が書いてるように、連休中ぐらいは、そんなことは忘れたいものだと思う。
#なかなか難しいけどね・・・ (^^;)
んー、私はそれよりも、
「左側からは抜いちゃいけない(左側は追い越し車線じゃない)」というのを、無意識下で守っているのじゃないかと。
あとは、「左のほうが結局は遅いに違いない」いという思い込みと、「みんなが右にいるんだから、左側は何らかの問題があっていけないに違いない」という右へ倣え感覚と。
いずれも日本的(笑)。
なるほど、そういう見方もあるか。
道交法的には、右から抜くべしというのは特に規定がないと思うのだけどね。ちなみに・・・
追い越し車線へ抜くために移って抜いたら「追い越し」
http://www.netpassport.or.jp/~wmokada/gakka2/oikosi.htm
今いる(いつからいたら・・・は微妙だが)車線でそのまま抜いたら「追い抜き」
http://www.netpassport.or.jp/~wmokada/gakka2/oinuki.htm
なんだそうだ。従って、追い越し車線じゃなくても「追い抜き」は可能なのだ。(笑)
先のコメントを書いた後、富士山へ行くのに東名を走ってきたんだけど、やはり・・・右車線は混んでいて、左が比較的空いてる状態。
中央、左車線に高速道路慣れしていない、極端に遅い車が走ってるのも、右側が混雑する原因のひとつだろうと思う。