セキュリティの押し売り

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いろんなことを考える奴がいるものだ。セキュリティソフトの押し売り。たしかに以前からあったものだが、最近Winnyなんかにからんでマスコミが社会的パラノイアを煽ってるから、彼らにとっては千載一遇のチャンスなのかもしれない。

http://it.nikkei.co.jp/security/news/index.aspx?n=MMITca000002052006

たぶん、こんなご時世だから、もっと手の込んだやつが出てくる可能性が高いと思う。これらは主には個人ユーザをターゲットにしているようだが、知識の乏しい企業ITユーザの不安に乗じるような手口も出てくるかもしれない。そうなれば、これは企業にとってもリスキーだ。そろそろ「脅し」「注意喚起に名を借りた不安増幅」ではなくて、正しい知識をユーザに広める活動をしないと、この手合いにそれを逆手に取られてしまうかもしれない。企業のセキュリティ担当者やマスコミの責任は大きいと思う。

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コメント(2)

最近ブログによく送りつけられてくるスパムコメントも、この手のものですか?
自分のブログに送られてきたやつは、できるだけ速攻で削除&禁止ワードの登録などするようにしているのですが、それでも何も知らない私の母などがアクセスするのではと心配です。

コメントやトラックバックのスパムは、本質的には違うんだけど、たとえばスパムメールがウイルス散布やフィッシング詐欺などの道具に使われることを考えると、これも道具にはなりうると思う。たとえば、トラックバックにアクセスした瞬間に、「あなたはウイルスに感染しています」ってな具合に使えるかな。脅しだけならいいけど、ほんとに妙なものを押し込まれる可能性だってあるから、怪しげなリンクにはアクセスしないほうがいいと思う。(少なくとも、ブラウザのセキュリティをガチガチにしてアクセスすべきだろうね)

しかし、うちにも時々妙ちくりんなトラックバックが入るから、毎日チェックして削除してるけど、困ったもんだよね。

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この記事について

このページは、風見鶏が2006年5月 3日 12:02に書いた記事です。

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