最近、ダイエットのために東京駅から会社まで20分ほど歩くことが多い。今朝もいい天気だったので、歩いたのだが・・・。
大手町の某ビルは中を通り抜けでき、ショートカットに最適なのだが、今日、面白いことに気がついた。ふと、横を見ると受付にUBSの文字・・・。話題の120億円濡れ手で粟の会社である。で、ふと隣の受付をみたら・・・・・。なんと、400億円丸損企業の受付が・・・・。受付嬢たちはどんな気持ちで座っているのだろう・・・。
某大臣が「美しくない」とのたもうたらしいが、政治家にそんなことを言われるほどビジネスの世界は甘くない。ミスはミス、通常のオペレーションの結果儲けた他の証券会社は単に「幸運」だっただけだ。しばらくは「火事場泥棒」扱いされてしまうのだろうけれど、第一義的な責任はミスを犯した企業と、それをとめられなかった東証にあることは間違いない。さて、その東証のシステムを作った会社はというと、社長は退陣する機がなさそうだ。それはそうだ、そもそもアウトソースの場合の責任は有限責任である。契約書のどこを見ても、経営陣が責任を取るとは書いていないはずだ。アウトソースとはそういうものだということを、日本の企業は肝に銘じておくことだ。
さておき、朝からちょっと考えさせられた。
コメントする