帰ってきたら、やっぱりこっちでも大騒ぎになってるなぁ。しかし、「ウイルス」というかたぶんトロイの木馬なんだろうけど、ピンポイントでここの会社を狙って作ったものだったら、恐れていたことが起きた・・・って感じがするなぁ。
これも、不正使用がバレたから発見されたものの、もし、こうしたきっかけがなかったら・・・と思うとちょっと寒い話。みんな、自分の会社の中にこういう虫がいないか、真剣に調べた方がいいと思うよね。去年、たまたまこんな記事をたのまれて書いたけど、実際、こんなことがあるんじゃないだろうかと思っていたことが現実になったと思うと、あらためて怖い感じがする。
この手合いはたぶん、ウイルス対策ソフトでは見つからないだろうから、通信でもモニタリングしてるしか発見の方法はないかもしれない。特に、重要な情報を扱っている会社は用心すべきだと思う。
#はぁ、それにしてもしばらくは、カードの利用履歴から目がはなせないなぁ。
#米国内でカードを使いまくってる私・・・
今回の事件が発覚したきっかけは、Master Card が持っている不正利用検知システム。いわゆるアノマリー発見機能のようなもので、たとえば、短時間で移動不可能な場所でカードが使用された・・・とかいったありえない事象をみつけて警告を出すものらしい。この種のシステムは今では大手のカード会社はみんな持ってるらしい。ほかにも、そのユーザの嗜好のようなものも分析しているらしいという話しだが、詳細は不明。これもやりうすぎると不要な個人情報がカード会社に蓄積されることになりそうで、ちょっと気持ちが悪い。まぁ、気持ちの悪さと金銭的被害のどっちを取るか・・・・なんだけど。
昨日SMBC-VISA Cardに僕が暗証番号変更に行ったときも担当者が同じようなことを言っていましたね。>近頃は優秀な不正利用検知システムを使っている云々・・・
まあ、不正利用被害を防止することも重要だけどそれ以前にいかに情報を漏れないようにするかの対策をよく考えてくださいねというようなことをお願いしてきました。
以前、福岡の某カメラ屋系量販店でカード使って買い物しようとしたら、「チョット待って下さい」っていわれて電話承認で購入手続きに入りました。
その5分後にカード会社から携帯に電話があって、「福岡に居ますか?」との問い合わせ。
さらに5分後、カミさんから、「カード会社から問い合わせがあった・・・」って
これも、その検知システムで引っかかったのでしょうか?
へぇ、実際に働いた例は初めてきいたけど、一応動いてるのね。たぶん、これまで使ったことがないような地域だとチェックがはいるのかも。