心情的には、「ほりえもん」を応援したいけど、もし、現実に経営権を取れたらどうなるんだろうなぁ、と。
個人的には、それこそフジの株なんか売ってしまって、「ラジオ」というメディアを再生するような面白いことを、インターネットとの連携で考えてほしいなと思うのだけどね。日本の(に限らずかもしれないけど)メディアってどこか高慢ちきで、押しつけがましさがあるように感じるのは私だけじゃないと思うけど。いわゆる報道だけじゃなくて、娯楽にしてもそう。番組で紹介された内容で世の中が踊ることを生き甲斐にして作っているような、似非人気番組が多いのも、そのあらわれ。何か君たち勘違いしてないかいと、プロデューサなる人種に対しては言いたい気持ちが強いね。もちろん、そこには視聴率やクライアントの意向を気にする経営サイドの圧力が背景にあるだろうことは容易に想像できるし、すばらしい番組を頑張って作ってる人も多いだろうから、一概に責めるわけにはいかないのだろうけど。
そういう意味で、その対極にあるインターネットとメディアの融合は魅力的。部分的な「メディアミックス」はこれまでは、既存メディアを主として、インターネットを従とするような形で行われてきたけど、その逆をやってほしいなと思う。
ただ、現実として、「ほりえもん」が、既存メディアの「伏魔殿」にどう立ち向かえるのかは謎・・・。日本放送の従業員が全員一致で反対を決めた・・・と聞いた時に寒気がしたのは私だけじゃないだろうなと。世間が完全に二分している中、「全員一致」はありえないだろう・・・と。社内で何がおきているか、だれか内部告発してほしい。