いまさらの時差ぼけだろうか、昨夜はほとんど熟睡できずに悶々としている間に終わった。朝4時起きしてホテルをチェックアウトしてUberで空港へ。荷物を預けようとしたら、優先ラインと一般ラインがほぼ同じくらいの長さ。家族連れが多く、思ったより時間がかかる。セキュリティラインも同様で、多少時間がかかったのだが、ゲートには搭乗時刻前に到着することができた。
LA(LAX)行きの便は早朝にもかかわらず混雑していて満席状態だったが、滞りなく搭乗、
早朝にもかかわらず明るいラスベガスを眼下に離陸する。
西の空には満月。月が地球に最も近いスーパームーンである。
巡航高度に達する頃には周囲が明るくなってくる。荒涼とした砂漠地帯を飛び越えて、ロサンゼルスに近づくころ、いつものように低い雲が広がって、山が雲海に浮かぶ小島のようである。
ロサンゼルスは雲の下。午前7時だというのに、ハイウエイが大渋滞しているのがLAらしい。
ロサンゼルス国際空港(LAX)には定刻に到着。とりあえず、いつものデルタラウンジに行ったのだが、結構混雑している。ゲート近くにデルタ・ワン専用ラウンジがあると言うので行って見る。これがなかなかいい感じ。どこかのレストランかと思う雰囲気で、フルサービス。高級感たっぷりのラウンジである。
一時間ほどをラウンジでゆっくりと過ごし、さて、出る際にチップを置いていこうかどうか迷ったが、他の米国人客が置いていないようなので、置かずに出てきた。このあたりは、迷うところだ。羽田便には定刻に搭乗。機材はA330-900neo。いつものように、ウエルカムドリンクのシャンペンを飲んだら、流石に少し眠くなってきた。それもそのはず、日本時間では午前2時前である。まる一週間いたのに、身体はまだ日本時間を覚えているようだ。まぁ、帰るのだから、そのほうが都合がいい。
そして、定刻に離陸。マリナ・デル・レイやサンタモニカの海岸線を眼下に上昇する。
巡航高度に達する頃には雲が晴れ、カリフォルニアの山々と海岸線が見えてくる。
デルタ国際線の機内食は和食一択である。日本人シェフ監修で、クオリティーは高い。
LAX発の便はこうして前菜とメインを順番に出してくれるので、つまみながら飲んでいてもメインが冷めないのでいい。今日のメインはすき焼きである。
このあとデザートまで食ったら、流石に眠くなってきた。さて、寝る前にトイレ・・・と思ったのだが、トイレがいつまでたっても空かない。どうやら籠もっている客がいるようで、待ち行列ができてしまった。20分ほど待って、ちょっと限界近くなってきたあたりでようやく空いて、用を足し、とりあえず眠る。いつの間にか熟睡して、行程を半分くらい飛んだあたりで起きてこれを書いている。日本時間的にはもう朝なので、寝過ぎると寝坊癖をつけてしまうから良くないのである。今回の機内WiFiはえらく調子がいい。太平洋の真ん中でも問題無く通信ができる。デルタの機材のWiFiは二種類あるようで、便によっては海上に出ると繋がりにくくなってしまうものもある。衛星通信に影響する磁気嵐も少し収まってきたようだし、おかげで、こうして画像をアップロードしてブログもアップデートできるのである。
さて、到着まであと3時間ちょっと。羽田から車なので、もう酒は飲めないのだが、まったりと過ごすとしよう。