一夜明けた山中湖。薄日がさしつつも、少し雨がぱらつく天気だったが、それも次第に回復。雲はとれて、青空が見え始めた。それほど寒くもない。ちなみに、昨夜の宿はこちら。芙蓉荘という民宿である。
朝食は9時と遅い時間にお願いし、その後腹ごなしに湖畔に出て散歩する。山中湖周辺の紅葉はまだまだ見ごろ。
湖畔に出ると、昨日は見えなかった富士山が少し雲をまとって見えている。今年は冠雪が遅かったようだが、いい感じに頭が白い富士山である。
天気がいいので多くの人が湖畔に出ている。やはり、半分くらいは外国人、それも中国系っぽい感じ。最近、観光地はどこへ行ってもそんな感じである。
紅葉と富士山もなかなかいい感じだ。
宿に戻って一休みして、10時半頃にチェックアウトする。見送りに出てくれたオーナーさんご夫婦と少し車談義など。それから、また湖畔を走ってみたのだが、やはり結構混雑していて、ところどころ渋滞が発生。冬前の最後の週末に、みんな繰り出した感じである。さて、もう少し車であちこち走ってみたいので、一旦東富士五湖道路から河口湖線で都留まで走り、そこから峠道を越えてまた道志に抜ける。山越えのワインディングをちょっと試してみた次第。流石に、モーターだけあって、アクセルのレスポンスがめちゃくちゃいいので、慣れてくればなかなか楽しく走れる。ガソリン車感覚で踏むと、踏みすぎになるので、加減を見ながら走っていたらだいぶ慣れてきた。本当は高速のPAで充電しておきたかったのだが、充電スポットは専用の会員カードがないと使えないようなので、充電せずに走っていたら、峠道の登りでバッテリー残量がゼロになってしまった。まぁ、そんな時はエンジンで充電したり走ったり出来るPHEVなので問題は無い。下りで少しまた充電されて、とりあえず、一般的なハイブリッドモードでの走行は継続。道志から、道志街道を津久井方面に抜け、相模原から圏央道に上がるルート。途中遅いキャンピングカーに頭を押さえられ、なんとなくイライラしている周囲の車やバイクを横目に、のんびりと走る。最近、週末に車を走らせることは少ないし、走っても皆と逆向きに走るので、渋滞らしい渋滞はしばらく食らっていなかったのだが。今回は世間様と同じ動きになってしまったので、これはいたしかたのないところ。まぁ、そんなものだと割り切れば、苛つくこともないのである。結局、遅いキャンピングカーは、圏央道に上がるまで一緒だった。圏央道から海老名JCTで東名に入り、小腹が空いたので、海老名SAで小休止。飯でも・・・と思ったのだが、これがまた結構な混雑。流石に人が多いのはあまり得意ではないので、外の売店で牛串を買って食い、先を急ぐことにした。
しかし、人が多いのもそうだが、日差しが異常にきつくて暑い。本当に11月も後半なのだろうかと思うような陽気である。車の外気温計は、なんと28℃になっている。
まぁ、流石にこれは路面の温度が影響しているのだろうが、実際、季節外れの夏日を記録した地域も少なくなかったようだ。まだ時間も早いので渋滞はないだろうと踏んでいたのだが、甘かった!。SAを出た直後に渋滞に捕まる。まぁ、このあたりは渋滞名所ではあるし、渋滞していないことの方が珍しいのだが、この時間に?と思ってナビのVICS情報を見ると綾瀬の先で×マーク。どうやら事故渋滞らしい。ホリデードライバーが多いので、事故もありがちなのだが、自然渋滞と違い、事故渋滞は車線規制とかで動きが特に遅い。渋滞先頭から2Kmほどの場所だったが、抜けるのに小一時間かかってしまった。見ると、3台ほどが絡んだ多重事故っぽい感じで、右側2車線が潰れていた。事故った人はご愁傷様だが、おかげで大渋滞である。まぁ、これも試乗の一環、ととりあえず、クルーズコントロールを前車追従モードにしつつ、過度に車間が開かないようにアクセルを時々踏みながら調整するコツはつかめた。(笑)
渋滞を抜けてしまうと、しばらく道はガラガラで、あっという間に横浜に入る。横浜青葉から首都高に入り、いつもの帰宅ルートなのだが、渋滞のおかげで非常に中途半端な時間になってしまった。車の返却時刻5時には間があるが、どこかへ行くには時間が足りない。仕方が無いので、一旦湾岸まで出て。大黒PAで時間を潰すことにする。
ここで少し時間をつぶし、それから一度帰宅。で、あれこれ準備を整えて、三ツ沢の三菱ディーラーへ。時間はそろそろこんな夕景が見られる頃。
今回のドライブで走った距離は400Kmほど。ガソリンは20Lほどの消費だったので、燃費は20Km/Lくらい。出発時、バッテリーは半分くらいだったので、上々の燃費ではないかと思う。で、今回の「試乗」で、特に大きな問題も無く、感じも掴めたので、その場で購入契約となった。納車は早ければ年内、遅くても年明け早々になる。「心の命ずるままに」行くことが決まった。新車に乗るのが楽しみだ。