11月後半は横浜暮らしで特筆すべき事も無く過ぎて行き、はや30日。しかし、気候は不順。少し気温が下がったかと思えば、またしばらく暖かい日が続くという感じで、なかなか身体の冬支度ができない。そこにきて12月は平年並みかそれ以上に寒いという話だから、体調の管理が難しくなりそうだ。
とは言え、本宅界隈もだいぶ秋が進んできた雰囲気はある。いつもの裏山から尾根伝いの散歩道。桜の葉はほとんど散っている。
散歩道のこの銀杏も、そろそろ黄色くなってきた。
遠目で見た神之木公園、まだ紅葉がいい感じである。
散歩道から見る富士山も、そろそろ冬景色になっている。
特筆すべきことはない・・と書いたのだが、この前、いつもの内科(メタボ)診察のついでに、同じ病院の眼科に久しぶりに行って来た。一応「糖尿病」持ちではあるので、時々目の検査をしておこうということなのだが、この夏頃から飛蚊症がすこし悪化している。そんな話をして調べて貰ったら、なにやら両目ともに網膜に穴が開いているとのこと。網膜裂孔という奴らしい。飛蚊症の悪化はどうもこれが原因らしい。放置すると網膜剥離を引き起こして手術が必要になるかも・・・と脅かされて、取り急ぎ穴が広がらないようにレーザーで周囲を焼き固める措置を受けることになった。目の上に拡大用のレンズを貼り付けて、緑色のレーザーで狙って焼くのだが、場所によっては、ピリピリ針で刺したような感覚がある。片眼ずつ、2日に分けて治療して、とりあえず当面の処置はできたのだが、この治療が初回は保険がきかないらしく、片眼あたり3万ほどかかってしまった。ちょっと大きな出費になってしまったが、眼がおかしくなると生活全体に差し支えるので、早めに手を打っておくに越したことはない。人によっては、穴がどんどん増えることもあるというから、そうならないことを願うばかりだ。
さて、そんな感じでしばらく横浜暮らしが続いたのだが、年末までの予定をあれこれ勘案して、12月の前半は別宅で過ごすことにした。昨日は、午後に横浜を出て、いつものルートで別宅へ向かう。首都高中央環状は、西池袋の手前までは比較的順調だったのだが、そこからかなり酷い渋滞。距離的には板橋あたりまでなので、それほどないのだが、なかなか動かない。事故渋滞かと思ったのだが、そうでもなかったようで、板橋の5号との合流地点の混雑が起点になっていたようだ。そこから先は比較的順調だったのだが、軽井沢に着く頃にはすっかり暗くなっていた。とりあえず、いつものように軽井沢のスーパーで買い物してから別宅へ。軽井沢の気温は2℃くらいだったが、別宅まで来るとマイナス2℃と氷点下に落ちていた。水抜きをしていたので、到着後水出しして、それから、冷え切った部屋を暖めながら晩飯となった。
一夜明け、今朝は少し雲は多いが晴れ間の見える天気で、日差しもある。気温はそれほど下がらなかったようで、7時半頃で0℃前後。まぁ、それでも散歩するには普通に寒いから、厚手のジャンパーに手袋という冬装備で出かける。
半月ほどの間に、すっかり葉が落ちて、空がよく見えるようになった。その分、風が通って寒い感じがする。この時期になると、別荘地に人影はほとんどなくなってしまう。それでも週末はまだ時々散歩している人にも会うのだが、平日となると誰もいない別荘地は寒々とした感じになるのである。たまに、こいつらに会えるのが救いといったところか。
昨夜から少し雪が降ったようで、道がうっすらと白くなっている。山から風に飛ばされてきたのだろうか、この時間も小雪が舞っている。
浅間山も少し見ない間にすっかり白くなった。
そんな感じで、別荘地はそろそろ冬モードである。天気がよければ冬の別荘地も悪くない。静かだし、空が見える森もいい感じだ。寒いのと、雪が降ると足元が悪くなるのを除けば・・・だが。
さて、明日からもう12月。今年も最終コーナーをまわってゴールが見えてきた。今年も、来年も、世の中的には「安定」とはほど遠い状況だろう。色々な「秩序」や「常識」が世界的にゆらいでいる現在、何が起きるか分からない不安はある。まぁ、私ごときがあれこれ考えても何が変わるわけでもあるまいから、起きるかもしれない「何か」の影響が自分にあるならば、その都度対処していくしかないのだろうと思うのである。
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