このブログは「風見鶏」が、日々気づいたこと、思ったこと、したことを気ままに綴る日記です。旧ブログがシステムトラブルのため更新できなくなってしまったため、2023年10月に再構築しました。過去の記事は、こちら から参照できます。なお、ここに書いていることは、あくまで個人的な思いであり、いかなる組織をも代表、代弁するものではありませんし、無関係ですので念のため。 下のバナー画像は季節ごとに変えていますが、ブラウザによってはキャッシュされてしまって変わらないことがあるようです。季節外れの画像が表示されていた場合は、ブラウザのキャッシュをクリアしてみてください。

2024年8月アーカイブ

さて、冒険まみれの旅(笑)から戻って数日。一時よりはマシとはいえ、あいかわらずの猛暑である。

この状況ではエアコンの効いた屋内から外に出ようという気もうせて、運動不足が常態化してしまう。先日、いつものメタボ診察では、またじりじりと数値が悪化。これはいかん、ということで、通院などのリアルイベントが終わった昨日、また別宅に待避することにした。午後4時頃に横浜を出て、いつものように軽井沢で買い出ししてから別宅に着いたら午後9時前になっていた。気温23℃、小雨が降って湿気が多い感じだが、横浜の猛暑に比べると過ごしやすい。

今朝は雨はあがったものの、ちょっと雲が多い天気。気温は25℃くらいだが、湿気が多く、ちょっとムシムシする。いつもの散歩道から見えるはずの浅間山も雲の中である。

それでも、散歩する分には問題無いので、しばらくぶりに別荘地の中を小一時間かけて歩く。

まだ夏休み期間とあって、平日でも別荘地内は人が多い。散歩している人たちも時々見かける。そういう意味では、あと一週間くらいがピークになるのだろう。とはいえ、9月には3連休が2回もあるので、まだしばらくは賑やかな状況が続く。

とりあえず、朝飯前に5千歩ちょっと歩いて、腹をすかせる。そのあと昼前に打ち合わせを一件こなして、その宿題の調べ物などをすこし。そんな感じで山のおサルは日常回帰である。

今回の飛行ルートは、いつもに比べるとかなり南より。台風がゆっくり北上しているの、真っ向勝負を避けた形である。その分、時間はかかるので、乗り継ぎを気にする身とりては、ちょっと辛い。ラスボス台風は最後まで気をもませてくれる。おまけに羽田へのアプローチは16L、つまり都心上空からアプローチする最近できた新ルート。このルートは埼玉辺りまで一旦北上してから南下するので、34アプローチや22./23アプローチに比べて倍くらい時間がかかってしまう。普段なら都心の景色を窓から見られるので楽しいのだが、今回はちょっと精神的によくないのである。

前の席の米国人とおぼしき女性(なかなかの美人)とアテンダントが話しているのを聴いていたら、彼らはスカイツリーを東京タワーだと思っている様子。訂正してやりたい気分だったが、野暮なので口を挟むのはやめた。とりあえず、羽田には午後3時半くらいに到着。

今回、到着が遅れまくったので、この週末の墓参りのため、そのまま郷里へ飛ばざるを得なくなってしまった、しかし、5時すぎの小松行きに乗れるかどうかは、荷物次第な感じである。例によって、サテライトの一番端のゲートから入国審査場まで、コンコースの端から端まで歩く。そろそろこちら側にも入国審査場を作るべきである。さておき、今回は荷物を預けてしまったので、いずれにせよ待ちは生じるだろうから、比較的のんびり歩く。入国審査場を通過して、荷物返却台周辺の大混雑を見てちょっと寒くなる。前日の欠航騒ぎで臨時便やら振り替え客やらが殺到した結果なのだが、ここで時間を食われてしまうと、またしても乗り継ぎに間に合わなくなってしまう。だいたい、あれだけあちこち飛ばされて、荷物がまともに届くことの方が不思議である。ロスト覚悟なのだが、ロストしたかどうかは、荷物が全部出てこないとわからない。いったい出てくるのにどれだけ時間がかかるのか。図らずもラスボス戦は魔王の逆転勝利・・・かと思った時に、ターンテーブルの脇にATLANTAと書いた札をつけたカートが目に付いた。よく見ると私の荷物が乗っているではないか。歩いてくるよりも速く荷物がここまで届くはずもないので、おそらく、別便で送られてきたのだろう。なんと、待ち無しで受け取ることができた。これは嬉しい誤算だ。グッジョブ、デルタ!!である。

おかげで、さっさと第2ターミナルへ移動してANAのラウンジで一息入れることができた。それから、5時5分発のANAで米国帰りの荷物ともども小松へ向かう。

しばらくぶりに見る富士山は「黒富士」だった。

台風直後で待機が不安定なのだろう。雲が、樹氷林のように見える。

とりあえず、ほぼ定刻に小松着。フライトレーダーで見ていたら、直前に千歳からの便が着陸した模様。機内持ち込みも面倒だったのでスーツケースは預けてしまったのだが、小松なので受け取りにはそれほど時間がかからないだろうと踏んでいた。ところが、先に着いた便には中学か高校の運動部っぽいグループが多数。大量の荷物を預けていて、返却台はごったがえし状態。そもそも、ターンテーブルがJAL用とANA用一台ずつしかない小松空港である。こうなってしまうと、千歳便の荷物が全部出てしまうまで荷物を受け取れない。これも魔王の意趣返しだろうか。(苦笑)実は、泊まったホテルにも同じようなグループが多数泊まっていて、どうやら何かの全国大会的なものが今週開催されるような感じである。

とりあえず、荷物を受け取ってからレンタカーを借り、予約してあった駅前のホテルにチェックインして、妹と合流、晩飯を食いに行って、昨日は終わり。

今朝は9時半にホテルを出てから、線香や花などを買い墓参りに行く。妹が帰る電車の時間まで間があるので、いつも行く安宅の関蹟近くの海辺のレストハウスへ行ってお茶する。こんな海を見ながら、しばらくまったりとした時間を過ごした。

午後1時半くらいに、妹を駅まで送り、それからまた時間つぶしのドライブ。これもまたいつものパターンで白山麓方面へ走って道の駅で蕎麦を食う。それでもまだ少し時間が余ったので、(取り壊した)実家近くにある平和堂へ行って、ベンチで少しうとうとしたり、フロアを歩き回って歩数を稼いだり・・・。とりあえず、いい時間になったので空港へ向かい、車を返す。休日の小松空港はスクランブル以外は空自機が飛ばないので静かだ。

ちょうど、こんな機体が離陸していった。

で、ラウンジに収まってビールを二杯。今日は羽田から電車なので気にせず飲める。

羽田便は10分ほど遅れて出発。途中、結構頑張って遅れを取り戻したようだが、今度は羽田周辺が大混雑中。フライトレーダーで見ていたのだが、着陸は22がメイン。いつもの22アプローチだと、幕張の沖合から東京湾の縁に沿って、ディズニーランドをかすめ、ゲートブリッジを右に見て左旋回して城南島脇を通って着陸するパターンなのだけれど、混雑時や視界不良時は、もっと内陸まで入って大回りする。着陸機の行列を引き延ばすのと同時に滑走路に正対する区間を長く取るためのようだ。16L/Rの都心経由アプローチほどではないが、その分時間がかかる。結局、到着は30分ほど遅れた。あとは、いつものように京急で帰るだけである。問題は駅から家までの歩き。米国帰りの大荷物をかかえて、歩道橋を二つ越えて・・・。今夜も熱帯夜。コンビニで買い物をしてから家に帰り着いたころには汗だくになっていた。

これにてようやく冒険旅行は完結である。次回もまた、乞うご期待(違)である。(次回は10月、これがフラグ発言になりませぬように・・・(苦笑)

なにやら次から次へと問題が降りかかって、それを乗り越えながら旅をしているとなんとなく冒険をしている感覚になる。こうなれば開き直って楽しむしかないのかもしれない。

さて、午前4時45分にデルタのラウンジが開いたので、入ろうとしたら、そこでちょっと一悶着。変更を繰り返した旅程に乗りそびれたJALの便が入っていたことから、ラウンジに入れないという話になって、さすがにちょっとキレてしまう。まぁ、予約変更時に古い記録が残っていたのが原因で、最終的には丸く収まったのだが、疲れのせいか、ちょっとキレやすくなっているかもしれないなと反省。

さて、結局完徹になってしまったのだが、軽く朝飯など食って、早朝のアトランタ行きに搭乗する。そして定刻に離陸。

2時間ほどのフライトは順調。また南へ下り、ワシントンDCあたりを飛び越える。

やがてアトランタが近づいてくるとこんな景色も・・・。

アトランタ郊外にある「スト-ンマウンテン」という岩山で、周辺が開拓時代をイメージしたテーマパークになっている。昔、アトランタの取引先にちょいちょい来ていた頃に、休日を利用して遊びに行ったこともある場所だ。間もなく、アトランタのダウンタウンを遠目に見ながら着陸態勢に入る。

乗り継ぎ時間が短いのがちょっと心配だったのだが、羽田行きも30分ほど遅れていて、ちょうどいい感じで搭乗ゲートに到着した。

ここまでくれば、冒険の旅も最後が見えてくる。そもそも今回の元凶であり、ラスボス魔王でもある台風。ゲームならばこれからラスボス戦ということなのだが、とりあえず、その頭上を越えて戦いは回避してゲームクリアである。そう思って搭乗し、ウエルカムドリンクのスパークリングワインなどを飲みながら出発を待つ。

しかぁし!!、魔王をなめてはいけなかった。出発時刻をすぎても、一旦ドアが閉まって、さて、プッシュバックを待つのだが、また、なかなかプッシュバックされない。デトロイトの悪夢が頭をよぎる。そのうち機長からアナウンスがあって、重量オーバーで荷物の調整をしているという。どうやら魔王戦(笑)に備えて燃料を積みましたことが災いして規定重量を超えてしまったらしい。様子を見ていると、一旦離れたボーディングブリッジが戻ってきてドアが開き、なにやら乗客の一部を降ろし始めた。たぶん、私のように他の便からの振り替えだが、予約が取れず空席待ちをしていた乗客たちだ。かわいそうに重量調整に使われたっぽい。まさに魔王の呪いである。一部は一度戻ってきたが、最終的にまた降ろされてしまった。その後、一旦ドアを閉じたが、まだ動かない。そのうちまたドアが開いて、今度は他便への振り替えボランティアの募集である。オーバーブッキングが日常茶飯事の米国では、ゲートでよく見られる光景だが、3000ドルあげるから、明日の便にしない?というお誘いだ。なんとなく修羅場っぽい感じになってきた。結局5人ほどが手を上げたようで、これでようやく重量超過が解消されたようである。結局、もともとの出発時刻よりも3時間近く遅れて出発することになってしまった。ラスボス戦は意外なところで始まっていた感じである。恐るべし魔王。

まぁ、飛んでしまえば、よほどのことが無い限りは羽田まで到着する。台風も羽田から遠ざかっているはずなので、これ以上何も無いことを祈りたいところだ。さて、帰りの機内食は、和食選択。しかし、この便は前菜とメインを一緒に持ってきた。これは以前のシアトル便のパターン。

これをされると、前菜をつまみにして酒を呑んでいる間にメインが冷めてしまうのである。シアトル便はフィードバックに書いたらその後改善された。ロサンゼルス(LAX)便は、以前から別にして持ってきてくれる。たしかミネアポリスやデトロイト便もそうだったと思うのだが、アトランタ便は盲点だった。あとでフィードバックに書いておくか・・・。

それから、とりあえず一眠りして、飛行機が太平洋上に出る頃、日本時間の6時過ぎに起きて活動を再開。でも、ネットが繋がらない。そもそもWiFiのアクセスポイント自体が落ちてしまっている。アテンダントに聞いたら、海上では通信ができないので切っているとのこと。いや、以前は使えたけどと言うと、フライトによって積んでいるWiFiが違うので・・とのことで、一旦諦めることにした。でも、アクセスポイントはその後復活し、ネットも不安定ながら使えるようになったので、まぁ、よしとしよう。あれこれしていたら、フライト途中の軽食はどうだと聴かれたので、こいつをたのんでみた。

味は悪くない。このサービスは今回初めて。飛行時間が長いのでありがたいのだが、以前アトランタ便に乗ったときはなかったような気がする。頼めば出てきたのだろうか。この時点での到着予定時間は午後3時台。さて、4時50分の小松行きに乗って、現地で妹と合流、明日、墓参りなのだが、これでは家に帰っている時間が無い。仕方が無いので、そのまま荷物を持って国内線に乗ってしまうことにしたのだが、月曜日に現地でしようと思っていた手続きに必要な書類を家に置いたまま。しかたがないので、これはまたの機会にすることにして、日曜の宿泊をキャンセルし、月曜の帰り便を日曜に変更したり、レンタカーの予約を変更したり。これも魔王様の祟りである。まぁ、いたしかたなし。そんな感じで、そのあとこれを書き始めた。羽田までまだ5時間ちょっと。さて、昼寝でもしようか。

長い旅路へ

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今朝も快晴、暑いオースティン。ゆっくりめに起床し、ざっとシャワーを浴びてから、軽い朝飯を食い、11時にホテルをチェックアウト。Uberで空港へ向かう。とりあえず、デルタのカウンターでスーツケースは預け、セキュリティチェックを抜けてラウンジへ。セキュリティは比較的空いていて、お昼前にはラウンジに入ることができた。

さて、ここで4時間ちょっと時間をつぶさなければならない。フライトは午後4時45分、搭乗は4時頃なので、ずいぶん時間がある。今日は、まずデトロイトまで3時間。そこからさらに乗り継いでニューヨーク(JFK)まで2時間で、時差を1時間積みまして午後10時過ぎに到着し、午前1時45分発のJAL羽田行きに乗り継ぐことになる。そこからさらに14時間のフライトで、ようやく午前5時前に羽田へ・・・という段取りだ。本来なら、朝7時の便でロサンゼルスへ飛び、そのまま羽田行きに乗り着いで、16日の午後には到着予定だったのだが、台風17号の直撃で帰国便がキャンセルになってしまった結果、こうなったわけだ。まぁ、自然には逆らえないし、少し余計に旅が出来るのだから、よしとしておこう。

現在午後3時10分すぎ。搭乗便は少し遅れているようだが、あと1時間ほどで搭乗である。


【追記】冒険の旅路は続く

とりあえずデトロイト行きに搭乗して3時間。まぁ、エコノミーの真ん中席だったことを除けば、大きな問題も無くデトロイトに到着。しかしまぁ、到着ゲートは97番で、乗り継ぎは3番。差し渡し1マイルくらいありそうなデトロイトのメインコンコースの端から端まで移動することになる。

まぁ、もちろん歩くわけではなく、トラムを利用するのだが、よりによって端から端までとなると、なんとなく意地悪されている感覚になってしまうのである。

でも、搭乗時刻には間に合って、ここからはファーストなので楽ちん・・・とのんびり構えていたのだが、出発時刻を過ぎても出発しない。ニューヨーク周辺の航空路混雑・・・ということのようなので、これもいつものこととタカをくくっていた。JFKでの乗り継ぎ時間は2時間以上あるので、まさか・・・と思っていたのである。で、ようやく動き出して滑走路へ向かうか・・・と思いきや、途中で止まってしまう。しばらくしてアナウンスがあり、なにやら不具合が生じてゲートに戻るという。このあたりから、なにやら嫌な空気が漂い始める。キャンセルとか頭をよぎるが、比較的短時間で問題が解決して出発準備に入る。しかぁし!!、ドアは閉じたものの、いつまでたってもプッシュバックが始まらない。やがて、アナウンスがあって、地上スタッフの手当が付かないという。おそらくぎりぎりの人員で回しているのだろう。予定にない作業に割り当てる人員がいないということらしい。思わぬ問題で、さらに小一時間出発が遅れてしまい、いよいよ乗り継ぎの余裕がなくなっていく。

ようやく飛んだのだが、既に乗り継ぎ時間は1時間を切ってしまっている。しかも、巨大なJFKで、ターミナルを移動しなければならない。離陸後はかなりスピードを上げたようで、比較的短時間でニューヨーク周辺まで到着した。多少望みを繋いだのだが・・・、これもあっさりと裏切られる。巨大な空港の着陸からターミナルまでの走行時間はかなり長い。おまけに、これが最後のとどめなのだが、ゲートの場所が悪くて、直接飛行機が入れず、一旦エンジンを切って牽引して貰わなければならないとのこと。そんなこんなで結局、乗る予定だったJALの羽田行きには乗れず、翌朝のアトランタ便に再度振り替えられてしまった。夜中の1時過ぎで、宿もなく、もうカウンターに係員もいない中で、とりあえずサポートに電話して、翌日の航空券を発行して貰い、セキュリティを抜けてゲート脇でラウンジが開くのを待っている、それが今の状況である。

アトランタ行きの飛行機は6時発、ラウンジは4時45分まで開かないので、それほどゆっくりもできない。現在午前4時。結局今夜は空港で夜明かしである。

GRC Conference終了

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昨夜もいまひとつ熟睡できず、ちょっと辛い朝。コロナではないものの、風邪の状態もあまりよくなくて、痰がからんで咳も出る。そんな感じで朝になり、今日は少し遅めに会場へ向かう。途中でまたリスを発見。

今日は最終日なので、午前中にクロージングがあって、それで終了となる。来年はお盆直後にニューヨークらしい。さて、DEFCONも行きたいのだが、両方は日程的に難しそうなので、またどちらかを選ぶことになりそうだ。

コンファレンスはお昼でお開きとなり、一旦ホテルへ帰って昼寝する。途中の薬局で風邪ぐるりを買ってきて飲んで寝ることにする。ホテルの窓からはこんな景色。天気はいいが、その分外は暑い。気温はラスベガスほどではないが、湿気があるので、体感的には同じくらいの感じだ。

昼寝の後、4時前くらいからちょっと市内散策にでかけた。州議会議事堂周辺の歴史地区は緑が多く、あちこちに銅像などが建っている。

開拓時代や南北戦争時代の記念碑っぽい感じである。

で、今度はこの通り沿いを南に下ってみる。

GRC会場だったマリオットを過ぎて少し歩くとコロラド川に突き当たる。数年前に来た時はこの川沿いのホテルに泊まっていた。

このあたりで、そろそろ暑さに耐えられなくなってきたので、ホテルへ戻ることにする。この帰り道が結構長かった。

ホテルに戻ったら汗が噴き出したので、しばらく休んで汗が引くのを待ち、それから晩飯を食いに近くの肉屋(笑)にいく。

テキサスの肉を食うなら地場のステーキハウスなのだが、ホテルの前にあったステーキハウスはなにやら高そうだったので、こちらのチェーン店にした。この系列店はハズレがないので、よく行くのである。まぁ、それでも百数十ドルコースになってしまうので、結構厳しいのだが・・・。円安もさることながら、米国の物価もかなり上がっている。感覚的にはドルベースで数年前の2割~3割増しくらいになっている感じだ。

以前は16ozのニューヨークステーキとかをガツガツ食っていたのだけれど、流石にもうそこまでは食えない。付け出しにたのんだホウレンソウのクリーム煮が結構重くて腹一杯になってしまった。

地物のビール2杯とグラスの赤ワイン1杯でいい感じになり、ホテルへ戻る。午後7時過ぎだが、まだ空は明るい。

で、ホテルに戻ったらちょっと悲しいお知らせが届いていた。明日ロサンゼルスから乗る予定だった羽田行きの便が台風のせいで欠航になったとのこと。予報を見ながらいやな予感はしていたのだが、的中してしまった形だ。一応振り替えてはくれたのだが、デトロイトとニューヨークを経由して、JALの羽田便で帰るという大回りコースになってしまった。しかも、オースティンからデトロイトまでの区間は満席のエコノミーの中央席。まぁ、3時間ほどなので、我慢できないことはないのだが、ここはアメリカ。「お肉の塊」的な奴が隣に来たら最悪である。もう、そうならないことを願うしかない。あと、スーツケースは預けてしまったほうがよさそうである。ニューヨークから羽田は夜行便で、朝の5時前に到着する。ほぼ始発電車で帰る感じだ。17日は遅い墓参りで郷里にいく予定なので、一度帰宅して、すぐに羽田に折り返さなくてはいけない。ちょっとドタバタしそうだ。まぁ、朝7時発だった便が午後4時過ぎの便になったので、明日はゆっくりと寝ていられる。ホテルをチェックアウトしてからどう時間を潰そうか考えているのだが、大荷物をかかえて市内を歩き回るのも辛いので、早めに空港へいって、ラウンジでのんびりしているのもいいかもしれない。まぁ、色々あるのも旅の醍醐味である。

オースティンに入って3日目、そしてGRC Conferenceの二日目である。昨夜はノドの状態が少し悪化。鼻づまりも出て、なかなか眠れず。例によって夏風邪をもらってしまったらしい。今朝は7時過ぎに起床して8時前に宿を出た。

朝のキーノートは元NSAで、アクティブディフェンスに携わっていた女性。最近日本でも話題に上がる能動的サイバー防御なのだが、こちらは先制攻撃を躊躇せずにかけていくので、本質的に異なる。平時は主に情報戦であり、敵は中国、ロシア、イラン、北朝鮮といったあたり。中でも節操がない北朝鮮は頭痛の種だったらしい。金目当ての金融機関や暗号資産への攻撃は有名である。そうした国を相手に回すのだから、こちらもそれなりの人材を揃えないといけない。しかし、そういう連中に限って、組織の枠に押し込めるのは難しい。そんな「ヲタク」たちを管理するのも仕事だったらしい。出勤してきたら、ますシャワーを浴びさせるとか、結構笑える。そんな感じで、結構生々し話を聴くことができた。実際、きれい事は通用しない世界のようである。日本の国家機関では、まず無理な形だろう。

昨日は途中でちょっとサボってしまったのだが、今日はとりあえずフルで会場に詰めて話を聴いた。今年もAI系のセッションが多いのだが、去年に比べると、より具体的な応用例が覆うなっているように思える。やはり、彼らはAIを使いこなせるかどうか(使えるかどうかをみきわめることが、自分たちの命運を分けると考えているようだ。

今日の最後は「ゼロトラスト」の実装に関する話。この言葉が単なるバズワードと化してしまっている日本ではなかなか聴けない話だが、マイクロソフトのオンプレ、クラウドのソリューションを使った実装がの話がなかなか面白かった。実際、MS365やDefender関連のサービスは私も少し使ってみてはいるのだが、全体を俯瞰してみると、必要な機能がひととおおり揃っていて、それを一元管理出来る枠組みがあるのがなかなかすごいのである。まぁ、例によって独禁法の訴訟とか起こされそうな懸念はあるのだが、そもそもセキュリティ対策の多くはOSなどのプラッタフォーマーが実装すべきものである。彼らが当初、それをサボっていたから、アンチウイルス業界みたいなものができあがってしまったわけだ。マイクロソフトの動きを見ていると、そうした状況を巻き戻そうとしているようにも見えるのだが、今となっては軋轢を生むことは必至だろう。さておき、使う側からすれば、ワンストップですべて揃うのは魅力的である。

そんな感じで今日は終わって、宿に帰る途中、薬局によってコロナの検査キットを買ってきた。たぶん風邪だと思うもものの、一応確認しておかないと、帰国後に面倒だ。ということで、宿に帰って早速検査する。

結果は、見ての通りの「シロ」判定。まずは、これでひと安心である。とりあえず腹も空いたのでホテルのロビーにあるバーで軽く食事をする。

テキサス地物のIPAと白ワインなどを飲みながら、クラブケーキを食って今日の晩飯は終わり。

さて、明日はGRCの最終日。午前中にクロージングのキーノートがあって、それで終わりである。天気が良くて体調がよければ、午後から少し市内を散策してみようかと思っている。そんな感じで、今回の高飛びも大詰めである。

オースティンの一夜が明け、今日からISACAのGRC Conferenceに参加する。米国中部時間帯では、西の方に位置するからか、午前6時はまだ真っ暗で、7時になってようやく明るくなる。その分、夜は遅くまで明るいので、ちょっと感覚が狂ってしまう。昨夜はあまりよく眠れず、ノドの調子も最悪。売店で水を買うのにも難儀する始末。困ったものである。とりあえず、7時過ぎに宿を出て2ブロックほど先にある会場のJWマリオットへ。道沿いにはこんなものが・・・。

女性がショットガンとかをぶっ放すシーンは西部劇などでよく見るのだが、大砲は・・・。なかなかの肝っ玉ばーちゃんである。オースティンはテキサスの州都。この通りの突き当たりは州議会の議事堂である。

オースティンはこれが3回目。ダウンタウンは2回目である。今回の会場は、前回来た時にISC2(当時はまだ (ISC)2だった)Congressが開かれた場所である。歩いていたら、リスをみかけた。

こんなあたりもアメリカの街らしい。野鳥も多くて、人がいても逃げようとしない。まぁ、したたかに大都市で生きているという感じだろう。

今年も、冒頭のキーノートから、AIねたである。これからAIはどうなっていくかという話なのだが、なかなか面白かった。ISACAは、IT系のガバナンスや監査といった部分にフォーカスした団体なのだが、そうした分野でも既にAIの応用は始まっている。こちらの人たちの感覚は、むしろ積極的に使っていこうとしているように見える。だから、こうしたコンファレンスでも、「使う」というスタンスでの話が目立つのである。実際、AIの応用は様々な分野に恩恵をもたらしつつある。特に科学や医薬分野では、AIによって大きな変化がもたらされようとしており、それは、人の幸福にも結びつく。一方で、人の社会は変化を余儀なくされるだろう。産業革命以降、人の暮らしや社会を大きく変えてしまうような発明はいくつもあった。蒸気機関から始まって、自動車、電気、電話、コンピュータ、インターネット・・・。これらによって、これまでの暮らし方が大きく変わってしまった人たちも多い。当然、抵抗や軋轢も大きくなる。しかし、こうしたテクノロジーはどれだけ抵抗しようと、一度動き出すと止めることは難しい、なぜなら、こうした技術は新しい可能性を人々や企業にもたらすからである。一度それを知ってしまった人たちは後戻りができない。結果的に、どんどん広がってしまうのである。当然仕事を失う人も出るし、既得権を失う企業もある。規制を求め声は、主にこういうところから出てくる。そういう意味では政治家だってそうだろう。しかし、流れを止めることは出来ない。一つの国が規制に走っても、他の国が突っ走れば、結果的に突っ走った方が優位にたつことになる。とすれば、国や政治家がすべきことは、そうした技術の利用を進めつつ、悪影響を緩和することだ。あらたな技術でなくなる仕事があるならば、今後必要となる新たな仕事を作り出し、仕事を失う人たちが無理なくその仕事につけるように支援することだ。ただ、AIは、これまでの技術とはちょっとレベルが違う。単純労働だけでなく、ある程度知的な仕事も肩代わりしてしまうからだ。リスキリングという言葉が流行なのだが、AIを念頭に置いたリスキリングは簡単ではない。AIを使いこなす・・・と言っても、そもそもAIを使いこなすべき目的を考えつく発想が必要になる。こうした発想は一朝一夕で身につく物ではないだろうから、それこそ、教育のあり方からして変えていかなければいけない。ただ、そんな時間的猶予はなさそうだ。AIはどんどん進化している。AIの能力を示す指標であるパラメータ数はここ数年で指数関数的に増えていて、近いうちに、より汎用的で推論能力を持ったAGI(Artificial General Intelligence)が実現しそうだ。そうなると、AI自身が自分自身を進化させることが出来るようになり、進化はさらに加速するだろう。(但し、今のままの莫大な電力消費量だと限界が見えるので、もう一段技術的な進化は必要だ。しかし、それもAIが自己解決するかもしれないのだが・・・)いわゆる「技術的特異点」のような、その先どうなっていくか予想もつかない転換点は、意外と早く来てしまうのかもしれない。そうなった時にAIとどう向き合っていくのか、どう共存していくのか、そろそろ真剣に考える時が来ているのかもしれない。話を聴いていて、そんなことを思った。

午前中のセッションが終わった後、一度ホテルに戻って昼寝をし、午後からまたいくつかセッションを聴いて、夕方のウェルカムパーティーに少し出て、晩飯代を浮かせて帰ってきた。ホテル周辺でよさげなスケーキハウスをいくつか見かけたので、明日か明後日の夜は肉を食いに行くことにしよう。

今日はDEFCON最終日。昨夜からちょっとノドの調子が良くなかったのだが、今朝起きたら、声がかすれている。なぜか、このところアメリカでたちの悪い風邪を貰って帰ることが多いので、ちょっと嫌な感じである。とりあえず、様子見で、ホテルをチェック疎し、荷物を預けてから、少し遅めに会場へ。

今日も、相変わらずの暑さ。一方、会場の中は寒いくらい。たぶん、これが風邪をひいた理由だろう。昨日、一昨日と会場では上着を一枚はおっていたのだが、下は短パンのままだったので、それが悪かったのかもしれない。

今日は昼過ぎでほぼ終わりになってしまうので、Windowsに不正なドライバを組み込む話を聴いて、今回のDEFCONは終了となる。小腹が空いたので軽い物を食いながら、会場で少し時間調整。会場からみた、The Sphereが面白い。

午後2時前に会場を出て、また融けそうになりながら、モノレールの駅まで歩く。

この景色を見るのはまた少し先になりそう。10月にまた来るのだが、イベント会場がシーザースパレスなので、ここまでは来ないだろう。1月のCESにも久しぶりに来たいのだけど、来たら、そのときはまたここに来ることにんなる。

さて、あとは、ホテルに預けた荷物を受け取って、空港へ向かうだけなのだが、とりあえず、ホテル近くのコンビニ薬局でマスクを調達。念のため4しておくことにする。コロンの検査キットも欲しかったのだが、売っていなかったのであきらめた。まぁ、熱もないしいめのところノドの痛みだけなので・・・。

午後3時半に予約してあったUberで空港へ。セキュリティもそれほど混んでおらず、30分ほどでゲートについてしまったので、しばらく時間を潰す。残念ながら、ラスベガス空港にデルタのラウンジはないのである。こんなメジャーな観光地なのだから早くいいのだが・・・。オースティン(テキサス)行きの搭乗は定刻に始まったが、荷物の積み込みに手間取って出発が遅れ、さらに、離陸待ちの行列に捕まって、また時間を食う。トータルで30分以上遅れてラスベガスを離陸した。

夕方の3時間弱のフライトなので、晩飯が出る。キノコのラビオリである。デザートのチョコケーキがめちゃくちゃ甘かったのだが、思わず完食してしまった。(血糖値が・・・・)

こんなことをしている間にオースティンに到着。タイムゾーンが西海岸(太平洋時間)から中部時間に変わるので、2時間余計に時計が進む。到着したら、午後11時前になっていた。とりあえず、ホテルまでUberで移動して、今日はこここまで。このホテル、同じ系列のホテルはアムステルダムで泊まったことがある。部屋は狭くて日本のビジネスホテルくらいだが、綺麗な部屋でベッドは広い。値段も安め。部屋のあれこれをタブレットでコントロールできるのが面白い。

さて、明日からはISACAのGRC Conferenceである。

今朝も快晴のラスベガス。DEFCON2日目は、ちょっと遅れて参戦。

今朝も朝から熱波のラスベガス。モノレールを降りてから、会場までの炎天下を歩く間に身体がこんがりと焼き上がってしまいそうである。

とりあえず、今日はこんな話などを聴く。

バッファオーバフローなどのバイナリレベルの攻撃と、OSレベルでの対策とその回避策の変遷をまとめたセッション。バッファオーバフロー対策としてのDEP(データ実行防御)あたりから始まって、ASLRや最近のプロセスレベルの実行制限手法までの流れと、その回避策との間の戦いを解説したもので、ここ20年から25年ほどの流れを知るにはいいセッションだったと思う。様々な対策がとられて、(もちろんそれを有効に使えている前提で)バイナリレベルの攻撃の難度は極めて高くなったが、それでも全く不可能になった訳ではない。対策の裏を掻くような攻撃を思い付く頭のいい奴らは少なからずいるし、なによりそういう連中が作った攻撃コードが売り買いされて広く流通してしまうのだから、こうした追いかけっこは、まだ当分続くのだろう。

こういう話を聴いていると、最近そのような世界から遠ざかっていることを実感する。OSのコードを一生懸命読んでいた時代にはもう戻れないが、たまにはこういう刺激があってもいいなと思うのである。

DEFCONはそうしたコンピュータの攻撃手法だけでなく、伝統的に、物理的な攻撃手法やソーシャルエンジニアリングも取り扱うイベントだ。この「ロックピッキング村」では、様々な鍵開け技術に関する実演やコンテスト、講演などが行われている。

今日も午後はちょっと眠気がきつくなってきたので、早々に撤収を決め込んだのだが、会場からモノレール駅までの歩道はヒーターのように焼けていて、下から火であぶられているような感じである。上からは日差し、前からは熱風、下からは熱気と赤外線で、まるでオーブンのなかで焼かれている感じである。そんななかを歩いていて不思議と汗をかかない。たぶん、水分がすぐに蒸発してしまうからだろう。逆に建物に入った瞬間に汗が吹き出してくるのである。

例によって宿に帰って、しばらく昼寝をする。それから、また夕方に食事をかねて出かけたのだが、この時間でも路面からの熱気はものすごい。

少し大気が不安定化しているのか、入道雲や、変わった形の雲が浮かんでいる。この雲はまるで人の顔のようだ。

今日も移動はモノレールを使って、フラミンゴあたりまで行って見た。観覧車に続くフラミンゴ脇の路地は所々にミストが吹き出しているので、ちょとだけ涼しい感じ。シーフード系とかの店を探しながら歩いたのだが、目に付くのはステーキハウスとか重たいものばかり。できるだけ、ホテルなど施設の中を抜けて歩くのだが、外に出ると、暑さでくらくらする。ミラージュの前辺りまで歩いて、そこから道の反対側へ折り返す。ちなみに、ミラージュは工事中、なにやら取り壊しているような雰囲気で、名物の「火山」がどうなるのかちょっと気になるところだ。

そこから、シーザースパレスの脇のフォーラムモールに入って、そのなかでレストランを探す。入ったところの3階に寿司屋があったので、とりあえず入ってみた。前菜に野菜天ぷらの盛り合わせと一番搾りをたのむ。

天ぷらは、いい感じでからっと揚がっていて、合格点。さて、寿司は?と、ちょっと高い方の盛り合わせを注文してみた。

これも悪くない。少なくとも食べていて違和感がない、ちゃんとした寿司である。(米国の寿司屋では重要なポイント(笑))これならば、また来てもいいなと思いつつ店を出た。ラスベガスは10月にまた来る予定なのだが、その時にまた来てみるのもいいいかもしれない。そこからフォーラムモールの中を歩いてシーザースパレスに抜ける。

シーザースパレスから外に出てみると、あたりはだいぶ暗くなって、気温も多少下がった感じになっていた。

さて、どうしようか・・・と思ったのだが、今回バスの乗車券は買っていない。モノレールの駅は遠いので、いつもの噴水ショーや夜景を見ながら、ぼちぼち歩いて帰ることにした。

ホテルまで帰ってきた頃にはすっかり日が暮れて暗くなっていた。歩数は今日も2万歩越え。流石に疲れたので、売店で水と一緒にアイスクリームを買ってしまう。まぁ、これだけ運動したのだから、ご褒美があってもいい。(笑)

さて、明日はDEFCON最終日。朝ホテルをチェックアウトしてから荷物を預けて会場に向かい、3時頃には戻ってきて空港へ。夕方の便で、次の目的地、テキサスのオースティンへ向かう予定である。

DEFCON初日

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今日からDEFCON開始。とりあえず、朝7時半に起床して朝飯を食い、ホテルを出る。今日は昨日にもまして暑い。朝からサウナの中にいるような感じである。

出る前に日本のニュースを見たら、今度は神奈川で地震。とりあえず、自宅のシステムの無事を確認。横浜は震度3位だった模様でひと安心。南海トラフとは無関係とはいえ、こう地震が続くと疑心暗鬼になってしまう。大地震の前は、内陸でも地震が頻発するなんて話も聞いたことはあるのだが、メカニズムとか解明されているわけではないので、とりあえず気にはとめつつ、万が一何かあったときの対処を再確認する、というのが正しい対応なのだろう。そういう意味では、これもリスク管理。サイバー攻撃も同じで、最近、ランサム攻撃の被害が大きくなりはじめて、慌てている経営者もいるようだが、結局の所、地道な対策を重ねつつ、適宜見直しを行っていくしかないのである。

DEFCONは、いつも参加しているコンファレンスとは異なり、ディープな世界の話や、技術的にとんがった人たちの話が多い。今日の最初は、ランサムウエア攻撃のグループと「お友達」になった話とか。残念なことに、会場の音響が悪くてエコーがかかったような状態で、あまりよく聞き取れなかった。資料を見ている限りでは、潜入捜査的なことを個人でやった感じのようだが、相手が犯罪集団だけに、報復を受けたりしないのだろうかと心配してしまった。

次に聞いたのは、AWSで、他のテナントのリソースにアクセスする方法の話など。ロールの権限を委譲する仕組みの欠陥をついた方法のようで、既に修正済みの話ではあるが、そんな方法を見つけ出すのもすごい。そういう意味では、こちらもそう。Androidのジェイルブレーク、つまりroot権限を奪取する方法なのだが、攻撃対象はGPUのドライバーとのこと。共有メモリの Use after Free 脆弱性を利用した方法らしい。

さて、このあたりから、ちょっと時差ぼけの影響が出てきて、時々意識が途切れてしまう。結構辛くなってきたので、今日はこのくらいで終わりにして、ホテルに戻ることにした。

会場は冷房が効いていて寒いくらいだったので、上着を一枚羽織っていたのだが、外に出たら、今度はいきなりオーブンに放り込まれたような感じである。日差しは強くて、焼けるようだし、下からは路面の熱が上がってきて、吹く風も熱風。こんがり焼かれてしまいそうな暑さで、モノレールの駅までたどりつけるかどうか、ちょっと不安になった。

とりあえず、ホテルには無事戻れたので、ちょっと昼寝をする。例によって熟睡してしまい、気がついたらもう5時過ぎになっていた。

さて、晩飯をどうしよう、と考えたのだが、ホテルに戻った時に腹が減っていて、サンドイッチを一個喰ってしまったので、あまり重たい物は食べられそうにない。とりあえず、少し歩いて考えようとホテルを出たのだが、日が傾いたのに、まだオーブンのような暑さが続いていて、歩くのは危険な感じ。

結局、またモノレールに乗って一駅だけ移動し、そこからホテルや施設の中のモールをすこし歩いて、大通り沿いへ出る。ちょうど Parisホテルのあたりで、こんなエッフェル塔もどき。そう言えば、まだオリンピックの最中だったことを思い出す。

やっぱり暑いので、また近くのモールに入って少し歩いたのだが、結局よさげな店(というか、軽い物が食える店)が見つからず、昨日と同じBubba Gumpへ行くことにした。

結局、昨日と同じようなメニューを注文し、コロナ2本でいい感じになって、店を出る頃には、日も沈んで、多少・・・だが暑さもマシになっていた。下からの熱気はあまり変わらないが、直射日光がなくなった分、多少ましである。去年、もう2週間ほど後に来たときは、ここまで暑くはなかったのだが、今年はこれまで経験した中でも一番の暑さかもしれない。

帰りは、道沿いを歩いて、ホテル近くまで戻った頃には、すっかり暗くなっていた。

NewYork NewYorkホテルの前の自由の女神像とか、MGMホテルの前のライオン像とか、このあたりの名物を見ながらホテルに帰る。

結局、気がついてみれば、今日の歩数は2万歩を超えていた。途中昼寝しているからか、それほど疲れた感じもないのだが、とりあえず、摂取した分は消費しないといけない。(苦笑)

さて、明日もそんな感じでDEFCON参加の予定である。

未明のサプライズ

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時差ぼけで、いまひとつ熟睡できない状態で、午後4時前に目が覚めて、ふとスマホをみたら、南海トラフ地震注意情報というのが目に飛び込んできた。宮崎方面(日向灘)で大きな地震があって、それが南海トラフ地震の震源域に重なるため、巨大地震誘発の可能性が「普段より高まった」ということらしい。この警報レベルが設定されて以来初めての発令らしい。あくまで可能性が高まった(と言っても数百回に1回程度の可能性)ということらしい。慌てふためく必要はなさそうだが、こればかりは無事を祈るしかなさそうだ。

なんとなく寝足りない状態で、8時過ぎまでゴロゴロしてから、朝飯を食い、10時過ぎに外に出たら、やはり暑い。薄雲があって日差しは多少弱いのだが、それでも強烈な暖房に包まれたような感じだ。

とりあえず、MGMホテル裏の駅まで歩いて、モノレールでラスベガスコンベンションセンター(LVCC)へ向かう。

ここが今年のDEFCON会場。西館は新しくできた建物で、もともとDEFCONの会場にも使われたことがあるRivieraというホテルが立っていたあたりを再開発して作られた。以前からある北館、南館からは離れているので、モノレールからが近いか、メインストリートのバス停からが近いのか微妙なところだ。今回、モノレールの4日チケットを買ったのだけれど、むしろバスの方がよかったかもしれない。ただ、バスは混雑するのと時間が読めないので、多少歩いてもモノレールはよさそうである。

本番は明日からで、今日は一部のプレイベントのみだが、それでも結構人がいる。とりあえず、今日のうちにバッジを入手しておくために来た人も多いようだ。で、これが今年のバッジ。ねこバッジなのがいい。中身はシングルボードコンピュータ(ラズパイ)で、クラシックな感じのゲームが組み込まれている。LEDがついていて、明るさや色を変えることができる。ソフトウエアがいじれれば、自分で改造も可能なのだが、残念ながら環境がないので、帰ったら時間を見つけてチャレンジしてみよう。(と言いながら、毎回、帰ったら放置されてしまうのだけれど・・・・)

会場からは、ラスベガスの新名所であるスフィア(球体)が見える。中はホールになっていて、コンサートなども開かれるようだ。

しばらく会場で涼んでから、またモノレールで宿に帰ることにする。気温は一段と高くなっているのだが、冷え切った館内から外に出ても眼鏡が曇らない。日本だと一瞬で曇るのだが、さすがに湿気のない砂漠地帯である。

宿に帰って、そのまま昼寝モードへ・・・。ちょっと昼寝のつもりが、結構寝てしまい、気がついたらもう夕方近くになっている。そこからちょっとバッジの情報等を調べていたのだが、結局、しっかりと環境を整えないと改造は難しそうなので、やっぱり諦めることにして、また日が暮れた頃に晩飯にでかける。

この自由の女神像は、お隣のホテルのもの。

昨日はがっつりと肉を喰ったので、今夜は軽く・・・ということで、毎回行くBubba Gumpでサラダ(エビ入り)とした。クラムチャウダーとコロナもあわせて・・・。

最後にラズベリーティーを頼んだら、めちゃくちゃ甘かった。血糖値が気になる(笑)ので、半分くらいでやめておくことにした。それからほろ酔い加減で歩いてホテルに戻る。結局、今日は良く歩いて1万5千歩超。なかなかいい運動をしたのだが、そのぶん結構疲れた、

西の空低くにこんな月。

部屋に戻る前に、ちょっとツキの女神様にお布施を渡し(笑)部屋に戻ってこれを書いている。そんな感じで、今日はおしまい。明日からDEFCON本番である。

夏の高飛び

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さて、今日から16日まで米国へ高飛び。とりあえず、ラスベガスで、ここ数年参加できなかったDEFCONに参加し、そのあとテキサスのオースティンへ飛んで、こちらは毎年参加しているISACAのGRCコンファレンスに参加。16日に帰ってくる予定だ。今朝は少し寝坊気味に起床してから朝飯のあと、準備をして、一風呂浴びてから昼過ぎに出発。とりあえず、京急の駅まで大荷物を持って移動するのだが、流石に暑くて、ちょっとクラクラする。

こんな空も写真で見れば夏っぽくていいのだが、外を歩いていると、そんな気持を持つ余裕もなくなりそうだ。

さすがにこの時期、羽田の国際線ターミナルは結構混雑している。とりあえず、いつものようにラウンジに収まって、ビールを飲み、カレーを食う。

今回はLA経由でラスベガスへ飛ぶ。フライト時間がある程度長いので、ゆっくり休めそうだ。シアトル経由とかだと、どうしても寝足りない感が強い。さて、搭乗までと一時間ほど。ほろ酔い加減で眺める羽田の景色を楽しみつつ、旅の空に思いをはせよう。


【追記@ラスベガス】

それから、ゲートに移動してLA(LAX)便に搭乗。ほぼ定刻に羽田を離陸する。

フライトは11時間ちょっとの予定。機内食は、いつものように和食を選択。

とりあえず、腹が膨れたので、早々に就寝。何度かトイレにいったものの、結構良く眠れた。気がつけば、もう外が明るくなって、到着前の軽食が出てくる時間。

やがて、こんなお約束の景色を見ながらロサンゼルス国際空港(LAX)に着陸する。

予定よりも30分以上早い到着で、順調・・・と思いきや、到着ゲートがまだ塞がっていて、誘導路上での待機となる。当初25分程度とアナウンスがあった待機だが、結局小一時間待たされることになり、結果的に遅れが発生。先日の羽田缶詰事件を思い出してしまった。LAXのイミグレもこの時期日本の団体さんとかで混雑していて通過に30分ちょっと。さて、乗り継ぎのセキュリティチェックの混雑が予想されたので、乗り継ぎに回らず、一旦外に出て、改めてターミナル3から入ることにしたのだが、こちらも結構な混雑。期待していた優先ラインも、あまり役にたたず、こちらも通過に30分ほど。でもまぁ、乗り継ぎ時間は結構長いので、ラウンジでそれなりにゆっくりできた。で、ラスベガス行きが定刻午後3時10分、これも定刻に搭乗が始まったのだが、出発時間になってもドアが閉まらない。どうやら乗り継ぎ客が乗った便が遅れていたようで、こちらも結局、定刻30分遅れ。それでも飛んでしまえば、飛行時間は一時間もかからない。こんな荒涼とした景色を見ながら、遅れを半分くらい取り戻してラスベガスに到着する。

とりあえず、なんとか無事にラスベガスへ到着して一息ついたのだが、今度は予約していたUberのピックアップ場所が、違うターミナルになっていることに気がついた。サテライトからトラムでターミナルへ移動中にアプリを操作したので、勝手に位置情報から近いターミナルが選択されてしまったらしい。ドライバーに連絡してターミナルを変更して貰い、とりあえず、ホテルまでやってきた。ようやく一息・・・・と思いきや・・・。昨年も泊まったエクスカリバーホテル、MGM系列のホテルは、アプリでチェックインでき、ルームキーもスマホで・・と便利なのだが、部屋まで行って、カギを開けようとしたら、ちゃんとカギが認識されているはずなのに、ドアノブがまわらない。何度やってもダメなので、フロントに言ったら、カードキーを出してくれたのだが、これまた同じ症状。どうやら物理的に壊れているっぽいので、もう一度フロントに言ったら、セキュリティで対応するとのこと。さて、面倒だなと思ってもう一度部屋に行って、今度はキーが認識されたタイミングでドアノブを何度か動かして見たら、カチャっと開いた。どうやら一時的に何かが引っかかっていたようだ。とりあえず、これで部屋には入れてようやく一息。しかしまぁ、考えて見ればなかなか順調とは言いがたい旅になっている。ちょっと気をつけて慎重に行動した方がよさそうだな・・・。

ということで、これから晩飯を食いに出かけることにする。DEFCONは明後日からなので、明日は一日フリーである。


【さらに追記】

まだ少し明るさが残る西の空に薄っぺらい月。とりあえず、飯を食いに出たのだが、路面が焼けていて、足元から熱気が上がってくる。昼間の気温は40℃近いので、日本の最高気温よりちょった高いくらい。ただ、湿気が殆ど無いのが救い。日本の湿度でこの気温だと、もう外出は命がけである。

で、飯は何にしようと考えたあげく、隣のNewYork NewYorkのカジノ脇のレストラン街へ。結局、ただよってくる肉の香りに引き寄せられて、こんなものを喰う。

旨かったのだが食い過ぎた・・・。ちょっと後悔しながらホテルに戻る。今回のホテルは、こちら。

そんな感じの初日。腹が膨れたら眠くなってきたので、早めに就寝である。

天気がいいと気温が上がる。別宅界隈は下界に比べれば天国なのだが、それでも昼過ぎには30℃近くまで上がるので、室内には熱がこもる。簡易的な冷房装置は調達したものの、効きがイマイチなので、室内に熱がこもってしまうとちょっと辛いのである。

とはいえ、快晴は長続きせず、浅間山は雲をかぶっていることが多くなっている。朝こんな感じだと、だいたい午後から雨が降るのである。

朝のうちに頑張って一時間ほど散歩をして、だいたい5千歩から6千歩ほど歩いているのだが、風が無いと蒸し暑くて結構汗をかいてしまう。

朝のうちから、こんな感じで入道雲が成長しつつある。まぁ、これも夏の景色ではある。

週末は、少し仕事もしながら、比較的のんびりと過ごした。この前、円高と株安について書いたのだが、日本がお休みの週末の間もじりじりと円高が進んでいて、さて、週明けはどんなことになるのだろう・・・と思っていたところである。まぁ、案の定・・・というか記録的な暴落になってしまったわけだが、なんとも日本の株価の脆弱性をさらけ出した結果になってしまった。極端な円安と米国の景気だのみという話は、この前書いたが、どうやらそれに加えて、NISAバブルも大きかったと見える。素人投資をたきつけた結果、下落局面でパニックを引き起こして状況を悪化させてしまったようだ。なまじ、大幅高で期待が膨らんでいた(というか、みんなで期待を煽っていた)分、それがはじけて、連日の株価暴落に繋がっているようである。こうなってしまうと、落ち着くにはもう少しかかりそうだ。既に今年に入ってからの値上がり分はリセットされてしまったので、これ以上下がってしまうと、投資マインドが大きく冷え込んでしまいそうである。さて、何年かたって、この「暴落」にどんな名前が付くのだろうか。円安+NISAバブル崩壊とか・・・言われそうな気もするのだが。さて、ここは成り行きを見守るしかなさそうだ。

日曜の午後は雷雨があって、一瞬停電した。とりあえず別宅の鯖などにはUPSを入れているので、実害はなかったのだが、UPSに繋いでいないテレビ(モニタ)などが一瞬消えて、ちょっと慌てた。思えば、週明けの(株価)波乱の予兆だったのかもしれない。(苦笑)夕方に雨が上がって散歩に出たら、まだこんな入道雲。散歩途中に降られると辛いので、いつでも帰れるように別宅の近くをぐるぐる歩いて距離を稼いだ。

昨夜はちょっと蒸し暑くて、なかなか熟睡できずちょっと辛かったのだが、少し朝寝して、それから片付けをして、昼前に別宅を離脱。月曜日だが、周辺は結構車が多くて、軽井沢はいつも通りの渋滞。帰りの高速がちょっと心配だったのだが、そちらのほうは特に渋滞もなく順調だった。例によって横川SAによって、釜飯を買って帰る。

外環も渋滞はなかったのだが、5号や中央環状(C2)が、かなり渋滞しているようだったので、美女木を通過して川口JCTから葛西経由で湾岸に抜ける大回りの都心迂回ルートを選択。湾岸に出るまでは順調だったのだが、案の定、有明あたりで渋滞に捕まる。誤算だったのは、羽田を過ぎて東扇島あたりからまた渋滞していたこと。でもまぁ、焦っても仕方が無いので、のんびり前の車について走って、午後4時前には横浜の本宅に到着した、

途中、関越道沿線は38℃とか高温だったのだが、横浜まで帰って来た頃には32℃くらいまで下がっていたのでちょっとほっとする。まぁ、下界にしては・・・ということではあるのだが。ポストを見たら、個人事業税の納付書が入っていて、中を見てちょっとまた涙目になるなど・・・。とりあえず、一連のゼーキンシリーズはこれで終わりなのだが、株価に連動してゼーキンも下がってくれないものだろうか。(笑)

明日はとりあえず打ち合わせ等をこなして、明後日から高飛びである。円高は非常に嬉しいが、航空券とかホテル代とかは前払いしてしまっているので、今回は現地の食費とか、交通費、カジノ代(笑)が多少安く上がるくらいだろうか。秋にも高飛びを計画しているので、そちらの方はフルでメリットがでそうなのだが・・・。

とりあえず、そんな感じで下界降臨である。

8月突入

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そして、昨日から8月。今年の夏も佳境である。標高が高いこの周辺でも、日向では30℃くらいまで気温が上がる。一方、森の中は、少し風があると、周辺よりも2,3℃低くて過ごしやすいのだが、風が止まると一気に蒸し暑くなってしまう。別宅の室内は、何もしないと28℃くらいまで気温が上がるので、この前調達した簡易的なエアコンを適宜動かして、26℃くらいに抑えている。

昨日、今日と、少し時間に余裕があったので、朝と昼、夕方に少し長めの散歩をして、トータルで1万3千歩ほど歩いたのだが、昨日は少し風があって比較的涼しかった。歩いていて、こんなトンボを見かけた。別宅の前でも、時折見かける。

そう言えば、今日、無線を聞いていたら、志賀高原辺りでは、もうアキアカネ(いわゆる赤とんぼ)が大量発生しているらしい。ここよりもさらに高地なので、もう秋の雰囲気なのだそうだ。

ところで、ここ数日、為替が大きく円高に振れ、その煽りで株が暴落している。米国の株安、景気不安も影響して極端な値動きになっているようだが、そもそものところ、ここまでの日本の株高は、極端な円安と米国景気だのみだったということなのだろう。個人的には4万円台は一種のバブルだと思っていたので、いよいよ化けの皮がはがれたということだと思っている。少なからず投資はしているので、影響がないと言えば嘘になるが、輸出関連株は買っていないので、影響は比較的小さいのである。短期間に日経平均で5000円以上値下がりしているので、市場はちょっとパニックになっているようだが、ここは様子見を決め込みたいところだ。なにより、来週高飛びを控えた私としては、円高の方が嬉しいのである。

さておき、今朝はほとんど雲のない快晴。気持ちのいい青空だが、その分気温は上がる。少なくとも日向は歩きたくないから、散歩コースも出来るだけ森の中を選ぶことにする。

浅間山も久しぶりにブルーバックである。

気がつけばもう金曜日。来週は7日からDEFCONでラスベガスへ向かう。その後、テキサスのオースティンへ移動して、ISACAのGRC Conferenceに参加の予定。さて、準備もあるので、横浜に戻らなくてはいけないのだが、日曜にしようか、月曜にしようか迷っている。道は月曜の方が空いていそうだが、夏休み時期なので、ちょっと読めない。猛暑の下界にいる時間を出来るだけ少なくするという意味では、月曜かなと思うのだが・・・。そんなことを考えながら夕方の散歩をしていたら、こいつに出会った。

この、まだらミケ子はたぶん初めて。この辺りの猫は、人の姿を見ると走って隠れるのだが、こいつはしばらくこちらの様子を見ていて、動きがないと見ると近づいてきた。私の方へ、というよりは、本来行きたい場所が、こちらの方だったというだけだと思うのだが、とりあえず、無害アピールはできたかもしれない。(笑)

そんな感じで、高原の別荘地も夏本番である。

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