楽しい日々はすぐに過ぎて行く。楽園の時間は下界の数倍早く流れていき、もう出発の日。そろそろ帰らないと浦島太郎よろしく社会復帰ができなくなりそうだ。
名残を惜しむようにベランダで朝食。私の気分を映したかのように、今朝はどんよりとした空模様である。
沖合にはまた別の船が来て停泊中。そのうちこんな船に乗って旅がしたい・・・と毎回思うのだが・・・。
さて、とりあえず片付けをして、11時にチェックアウト。フライトまで時間があるので、少しコナ周辺をドライブしてから空港へ。レンタカーを返してシャトルバスでターミナルに着いたのが、出発時間のおよそ一時間前。帰りは荷物は預けず、持ち込みにする。預けると、羽田でやたらと待たされてイライラするので。セキュリティは並んだレーンが旧式のX線装置だったので、また、大量のガジェットを取り出して並べる羽目になる。この三人娘像に、また来るぞと誓ってゲートへ向かう。
とりあえず、一時間弱のフライトでホノルルまで。着陸前のワイキキ辺りの景色。こちらも天気は良くない。
羽田行きの搭乗ゲートが未定になっていたので、とりあえずデルタのラウンジに行って調べて貰う。まだ少し時間があるというので、ラウンジで小休止。海外のラウンジでは珍しくカレーがあったので、少しだけ(笑)いただく。実は結構腹が減っていた。それから教えて貰ったゲートに行ったのだが、そろそろ搭乗時刻だというのに、まだ到着便の降機中。これは遅れそうな予感。ラウンジに戻るのも面倒なので、そのあたりで時間を潰す。
その後1時間遅れのアナウンスがあったものの、結果的に遅れは30分程度でおさまって、無事搭乗、そしてパラダイスを後にする。結構雲が厚くて、巡航高度まで上がって雲ギリギリ。島の景色は離陸直後の旋回中に見えただけだった。
帰りの機内食はいつもの和食。こんな感じの前菜小鉢と、メインはすき焼き風ビーフ。
帰りは起きていようと思ったのだが、WiFiが全然繋がらず、結局、酒を呑んでゴロゴロしている間に到着前の軽食が出てくる。羽田到着は、ほほ定刻。出発時と同じ141番ゲートだから、イミグレから見て一番遠い場所。こんなコンコースを重い荷物をかついで延々歩かされる。そろそろ手前側にも入国審査場を作ってもいいだろうと思うのだが。結果、メインコンコースのゲートを占領している国内エアに都合のいい状況になっている。
帰国直後に感じたのがこの理不尽さなのだが、まぁ、俗世に戻ってきたなという感じだ。今回はなかなかのんびり出来た。できれば、秋くらいにまた行きたいなと思うのだが、はたして行けるだろうかな。そんな感じで初高飛びは終了である。
コメントする